浄安寺千体地蔵(熊谷市指定有形文化財)の公開 [普及事業]
2013年9月に発生した竜巻により浄安寺千体地蔵(熊谷市指定有形文化財)を納めた地蔵堂が倒壊し、納められていた約650体もの地蔵が被災しました。文化財レスキューにより救出された後、東洋美術学校保存修復科との共同により修復を終え2016年に一般公開された千体地蔵が、今年も10月23日に公開されました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年よりも
規模を縮小しての開催となりました。
千体地蔵は、東洋美術学校保存修復科の協力により、一体ずつ管理番号が付与され、中性紙の収納箱に納められ、浄安寺にて大切に保存管理されています。
今年は、コロナ禍により地域の祭礼や文化財関連行事の多くが、中止・縮小となっています。地域の伝統文化の継承のためにも、感染防止対策に十分配慮しながら、活動を継続できればと思います。