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国指定史跡「幡羅官衙遺跡群」内の樹木管理事業 [植物]


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6月下旬、国指定史跡「幡羅官衙遺跡群」を構成する「西別府祭祀遺跡」が所在する湯殿神社境内の樹木剪定、倒木予防の伐採措置など樹木管理事業を熊谷市の文化財補助事業として実施しました。杉やヒノキなどの高木で、幹内に空洞ができているものなどを対象として、専門業者が伐採等の作業を行いました。本事業は国指定遺跡内ではありますが、地中に影響が無いように配慮し、手段を検討した上で事業に着手しました。






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麦の青さを知る人よ [植物]


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熊谷市は小麦の産地として有名ですが、麦が成長し、市内各地で麦の生命力あふれる緑の畑が広がっています。青い空と青々とした大地。熊谷の初夏を印象付ける風景です。(画像は熊谷市上奈良地内)




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幸安寺の熊谷桜 [植物]

 市内三ヶ尻の幸安寺でも熊谷桜が見ごろを迎えています。
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 幸安寺は、ご住職や檀信徒の皆さんの協力により様々な花が植えられ、花の寺として知られています。梅、桜、ミツマタ、ツツジ、サツキ、アジサイなど、四季折々の花を楽しむことができ、毎年4月29日には「花まつり」が開催されます。
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 山門前のしだれ桜も咲き始め、もう少しで満開を迎えそうです。
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 鐘楼脇の石楠花(シャクナゲ)も可愛らしい色鮮やかなピンク色の花を咲かせていました。
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 また、幸安寺は三尻小学校発祥の地としても知られています。「三尻小学校発祥之地碑」は、明治6年に幸安寺境内に設立されたことを記念して、三尻小学校開校百年事業実行委員会により昭和48年に建てられました。三尻小学校は、明治6年に開校後、明治19年に三ヶ尻尋常小学校と改称、明治37年に延命寺に移転、明治42年に現在の三ヶ尻2862-1に移転しています。



 
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星溪園での「木霊鎮め」の儀式 [植物]

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木霊鎮めの儀式

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伐採作業の様子

熊谷市鎌倉町にある熊谷市名勝「星溪園」には高木のケヤキがあり、台風や暴風などで倒木する危険性があることから樹木を伐採する事業を実施しました。樹木の伐採にあたり立木伐採の祓いとして「木霊鎮め」の儀式が執り行われ、翌日作業に入りました。「木霊鎮め」はケヤキが鎌倉町で愛されていた樹木であったことに鑑みて地元関係者有志によって実施されました。赤城久伊豆神社の篠田孟宣禰宜が神事を担当しました。翌日の作業は安全無事に終了しました。祭典の様子は後程、動画として公開する予定です。





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台風24号による文化財に対する被害と樹木の保全 [植物]

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市指定文化財「横塚山古墳」内での倒木の様子

 9月30日から10月1日にかけて本州に上陸した台風24号は熊谷地域にも豪雨と強風をもたらし、多くの被害が発生しました。強風により市内各地域の樹木が倒れ、道路や電線、民家などに覆いかぶさる被害があったほか、市内の文化財においても被害が各所にありました。県指定文化財「中条氏館跡」の常光院の土塁一部の石積みが倒木の弾みで崩落した被害や、県指定文化財「甲山古墳」や市指定文化財「横塚山古墳」内の木々が倒木するなどの状況がありました。また、重要文化財「平山家住宅」の茅葺屋根の一部が強風により剥落するなどの状況があったほか、県指定文化財「別府城跡」の東別府神社では桜の木の倒木により鳥居が壊れるなどの被害がありました。それぞれの所有者や関係機関と連絡を密に取りながら対応と対策を進めているところです。

 今回の台風では、文化財ではない寺社建築においても強風による被害が複数報告されているようです。特に強風による倒木とともに、幹や枝の落下といった樹木に関わる被害が多くあるようです。樹木の管理については林業や森林保全の指針などにあるように適度な間引き伐採や、定期的な剪定が必要であると考えられています。樹木にも寿命があり、半永久的に保存することは難しいことから、老木の保存に対する課題もあります。神社森なども含めて人々や建物と隣り合わせに植えられている樹木の管理については人手不足や保存管理者の不在などの課題があり、倒木した場合の撤去が遅滞する事態もあります。また樹木自体が文化財となっている天然記念物についても配慮が必要となります。今後において文化財の保存とともにどのような樹木保全の方法が適当か研究機関等の情報を得ながら、啓発を進めていけたらと思います。




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文化財センターの片隅に [植物]

 文化財センターの敷地の一角にルビー色の実を付けた草が生えていました。梅雨明けの陽光の中、真紅の実が青葉に映えて輝いています。この植物はけなげにもアスファルトとコンクリート擁壁の隙間から成長して身を付けたのでした。雑草として刈り払おうとしていたのですが、残しておくことにしました。この植物は「ラスベリー」でした。「キイチゴ」ともいいそのまま食べても、ジャムにしてもおいしい甘酸っぱい味わいといいます。
植えつけたわけではありませんので、鳥が種を運んだのでしょうか。文化財センター敷地の南側は、蛍の生育する溝の流れに沿って雑木林の防風林が続き、野鳥の憩う場所にもうってつけのようです。これから文化財センターでは夏季の各種イベントが行われます、市内より多少気温を緑が抑えてくれます。ぜひお立ち寄りください。
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