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源宗寺本堂保存修理委員会 建築小委員会 [その他]

 5月27日、深谷市の大島工務店にて、保存修理委員会・建築小委員会を行いました。
 市内平戸の源宗寺では、来月22日に新本堂の上棟式を開催予定です。現地での組み立てを前に、大島工務店では仮組みをして、組みの確認を行っています。
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 写真は、屋根部分の仮組みの様子です。想像以上に高さがあり、軒も当初の計画より長くしたことで、迫力が感じられました。来月の第2週目ごろから、現地での組み立てを開始する予定です。


 
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国指定史跡「黒浜貝塚」VR体験 in 蓮田市文化財展示館 [普及事業]

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国指定史跡「黒浜貝塚」VR体験

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黒浜貝塚ガイダンスコーナー

蓮田市に所在する黒浜貝塚は、関東地方を中心とした縄文時代前期中葉「黒浜式土器」の標式遺跡貝塚であり、平成18年に国指定史跡に指定され、平成25年に追加指定されています。黒浜貝塚に隣接し、同遺跡からの出土遺物などを展示している蓮田市文化財展示館では、黒浜貝塚の全容や縄文時代の奥東京湾の変遷などを疑似体験できるVR(バーチャルリアリティ)システム設備があり、予約制で利用することができます。多方向から撮影した画像などが組み合わされ、臨場感ある遺跡探索を楽しみことができます。詳細については、同館ホームページをご確認ください。今後、このような新たな技術を活かしたVR体験展示などが増えていくのかも知れません。

蓮田市文化財展示館ホームページ
https://www.city.hasuda.saitama.jp/kyoiku/bunkazai/tenjikan/index.html


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源宗寺本堂保存修理事業 進捗状況 [その他]

 市内平戸の源宗寺では、新本堂の建設が着々と進められています。
コンクリートが固まり、型枠が取り外され、基礎工事も仕上げの段階に入っていました。
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 また、市内久下の東竹院では、来月の上棟式に向けて、棟札を作成中です。棟札とは、建物の建築や修理の記録として、建物内部に取り付ける木の御札です。棟札には、建造の年月日やご住職名、大工の名、委員会の会員名などが記載されます。



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源宗寺本堂保存修理事業 建築小委員会 [その他]

 5月20日、市内平戸の源宗寺にて、保存修理委員会・建築小委員会の細川末廣一級建築士、内島章雄一級建築士、施工を担当する大島工務店、江南文化財センター担当職員2名で打ち合わせを行いました。
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 本堂の基礎状況の確認に加え、今後のスケジュールなどについて協議しました。来月22日(火)には、関係者のみで上棟式を執り行う予定です。


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聖火をふたたびムーブメント展示 [その他]

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熊谷市役所で「聖火をふたたびムーブメント」企画展示が5月20日までの予定で行われています。1964年の東京オリンピックの際に熊谷は聖火リレーのルートとなり、大変に盛り上がりを見せたといわれています。その記憶を今回の東京五輪パラリンピックに向けて紹介する取り組みが各地で行われており、展示が企画されました。熊谷市教育委員会の野原晃教育長は、当時、熊谷高校の陸上競技部に所属し、聖火リレーの走者として参加しました。その際に掲げたトーチも展示されています。今後、展示は市内外で予定されており、同実行委員会が発信をしていくそうですので、ご参照ください。現在、コロナ禍で東京五輪パラリンピックの開催について賛否ありますが、このような事態そのものも歴史の中での記憶として語り継がれていくことと思います。

2019年7月 毎日新聞の関連記事
https://mainichi.jp/articles/20190702/ddl/k11/050/047000c


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源宗寺本堂保存修理事業 進捗状況 [その他]

 先月末から、基礎工事に着工した市内平戸の源宗寺では、着々と工事が進められています。
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 コンクリートの流し込みまで進んでいました。奥の少し高くなっている部分が仏像が安置される内陣部分、手前の低い部分がお参りに来た人がお祈りをする外陣部分です。
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(倉庫に搬入された旧本堂の虹梁)
 また昨日、施工を担当する大島工務店にご協力いただき、屋外で一時保管していた虹梁を倉庫に搬入しました。この虹梁は、旧本堂の向拝部分に使われていたものです。旧本堂の解体時に、保存のため取り外しましたが、あまりに大きく運ぶのが困難であったため、これまで、境内屋外にてブルーシートをかぶせた状態で一時保管していました。ここのところ、天気の優れない日が続いており、木材の腐食が心配されたため、大島工務店にお願いをして運んでいただきました。
 先週、大島工務店に伺った際には、既に新本堂に取り付ける新たな虹梁も出来上がっていました。
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(新たな虹梁)
 

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「上尾の摘田・畑作用具」紹介展示 上尾市図書館 [民俗]


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 本年3月、国重要有形民俗文化財に指定された「上尾の摘田・畑作用具」に関する紹介展示が、上尾市図書館2階ロビーで行われています。「上尾の摘田・畑作用具」は、上尾市域の台地部において、稲の直播(じかま)き栽培である「摘田(つみた)」と、麦やサツマイモなどの畑作に使用された総数750点からなる農耕用具のコレクションです。昭和50年代から上尾市教育委員会が収集を進めてきたもので、稲作や畑作の一連の作業に使用された用具が網羅されています。上尾市教育委員会の解説によると、この資料群は、台地上の農業経営や畑作地域における稲作の地域的な様相を知ることができるコレクションであり、日本の稲栽培や農耕文化を理解する上で特に重要であると評価を受け、国指定重要有形民俗文化財となったとのことです。お近くを訪れた際はご参照ください。

「上尾の摘田・畑作用具」解説ページ(上尾市ホームページ)
https://www.city.ageo.lg.jp/site/iinkai/064121011501.html






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「熊谷ひみつ新聞」熊谷市役所ロビー企画展示 [普及事業]


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現在、熊谷市役所本庁舎1階ロビー北側で、熊谷青年会議所の子ども向け広報誌「熊谷ひみつ新聞」の企画展示が開催されています。今まで刊行された「熊谷ひみつ新聞」の掲示と、残部があるバックナンバーの配布が行われています。5月20日までの予定で展示されています。各新聞内には江南文化財センターが協力監修した記事も多くあります。熊谷青年会議所のホームページにはPDFデータが公開されています。どうぞご参照ください。また、熊谷デジタルミュージアム内にも「熊谷ひみつ新聞」の特設ページを準備中です。引き続き情報発信を進めていきたいと思います。



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長島記念館とポピー [花]


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熊谷市小八林にある熊谷市名勝「長島記念館・邸宅」の長屋門前では、ポピーが見頃を迎えています。白壁の塀と石蔵、そして新緑の木々と鮮やかなポピーのコントラストがとても美しいです。どうぞ、お楽しみください。





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遺物整理の現場から 寺内廃寺出土「灯明皿」 [整理作業]

 寺内廃寺の灯明皿は復元できる坏や碗でその数は500点ほどを数え、復原の難しい細片では千数百点に及ぶでしょう。これらの灯明皿に残る灯芯痕を見ると、1か所から何か所も残る場合があり使用状態が異なっていたと考えられる例があります。集落で使用されることの多い須恵器坏や須恵器碗から転用と思われる灯明皿も多数見つかるなかで、数回程度の使用しか認められない灯明皿は、特別な場所か特別な法会などに使用されたとも想定されます。
 以下の写真は、油分とススの固着分部で、灯芯の位置が白抜けした状態で観察されます。
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