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埼玉県指定記念物史跡「別府城跡」における樹木管理事業 [記念物]


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重機による作業

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伐採樹木等の確認

 熊谷市東別府に所在する東別府神社は、平安時代末から戦国時代までの別府氏の居館跡で、その城跡の遺構は、東西100m、南北80mの方形をしています。高さ2mの土塁と幅3~6mの堀が残存しています。「北郭」の地名から、戦国時代までに発展した大規模な平城の一部であると考えられ、埼玉県指定記念物に指定されています。
 現在、別府城跡の土塁周辺においてソメイヨシノや杉の部分伐採や老木の除去、枝葉の剪定などを熊谷市の補助事業として実施しています。一昨年の台風被害などで樹木管理の安全性が求められており、適切な伐採等の措置を進めています。本日、業者と地元管理者と現地確認を実施しました。作業は約1週間行われます。周辺の住民皆様のご理解とご協力をお願い致します。





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「坂東洋画会結成100周年記念 山下仙之助 絵画展―日常の美と印象派への系譜―」動画配信 [絵画史]



昨年開催した「坂東洋画会結成100周年記念 山下仙之助 絵画展―日常の美と印象派への系譜―」について絵画と講演の様子を動画で収録し、YouTubeで配信しています。現在、コロナ禍により、美術や芸術の分野は大きな影響を受けており、再開された美術館や開催されている展覧会は多いものの、リモートやオンラインで絵画を楽しめる機会を作ろうと様々な取り組みが進められています。地域の美術アート展覧会であるビエンナーレやトリエンナーレなども、実際の現地では開催せずにオンラインでの開催となるなど、新たな方法を探りながらの未来に向けたアート作りが試行されています。この動画も熊谷市のその試みのひとつとして制作しました。ご参照ください。


山下仙之助特設ページ(熊谷デジタルミュージアム内)
http://www.kumagaya-bunkazai.jp/museum/ijin/yamasitasennosuke.htm



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講座「熊谷の地名の語源リサーチ―熊谷史のルーツを探る」の動画配信 [民俗]



昨年12月に熊谷市立荒川公民館において開講した講座「熊谷の地名の語源リサーチ―熊谷史のルーツを探る―」の様子をYouTubeにて配信しています。熊谷の地名の不思議、謎などをお楽しみください。熊谷デジタルミュージアム内にも関連したページがありますので、紐解いてみてください。







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源宗寺 御朱印

 現在、本堂の保存修理工事に向けて活動が続けられている、市内平戸の源宗寺。本堂内部には、熊谷市指定有形文化財である木彫大仏坐像(平戸の大仏)が鎮座しています。

 源宗寺では、皆様のご要望にお応えし、御朱印の受付を行っております。
 源宗寺は明治時代に廃寺になり、それ以降無住職で、宗教法人としての法人格のないお寺です。そのため仏事については、久下の東竹院が担っており、源宗寺の御朱印の揮毫等は、東竹院の岸ご住職様にお願いしています。よって貼付方式のものを後日郵送でお送りしています。なお、料金は、郵送料を含み500円をご寄附として申し受けます。申し込みは、拝観時に受付にてお声がけください。
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市政宅配講座「熊谷の古寺巡礼」の動画配信 [建造物]




熊谷市立吉岡公民館で開催された講座「熊谷の古寺巡礼」の様子を収録し、YouTubeの江南文化財センターサイトで配信しています。コロナ禍前の時期に開催したもので、熊谷市内の古寺をテーマにその歴史や文化財について紹介しています。どうぞご参照ください。



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平戸の大仏一般公開 [仏像]

 9月6日(日)、平戸の大仏一般公開を行いました。朝から曇りがちで心配していた空模様も、日中には晴天に恵まれ、雨が降らないうちに無事終えることができまた。
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 昨年の秋から一般公開が始まり、開始当初は1日に1人だった見学者も最近では、20人前後にまで増えてきました。この日は27名の方が見学に来られました。源宗寺は、駅から2キロほど離れており、決して良いとは言えない立地ですが、市外や県外からお見えになる方も増えています。
 昨年7月の特別公開にもお越しいただき、この日が2回目の来訪だという神奈川県からいらした女性の方は、当ブログで「平戸の大仏」を知ったとのこと。「少しでもお力になれば」と寄付をしてくださいました。遠方から、足をお運びいただき応援してくださる方がいることに、とても勇気づけられます。
 また、見学に来てくださる地元の方からも、今後の公開のあり方などについて、様々なご意見をいただいております。市民の皆様からいただいたご意見を参考にしながら、新たな本堂の再建と今後の公開体制に活かして参りたいと思います。

 今月中に施工業者を決定し、いよいよ来月から、本堂の保存修理工事に向けて動き出す計画です。今後も当ブログにて最新の情報を発信していく予定ですので、チェックしていただければと思います。
 次回の一般公開は、9月20日(日) 午前10時~午後3時 です。皆様のお越しを心よりお待ちしております。


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吉備文化財修復所を訪ねて [仏像]

 9月1日(火)、さいたま市にある吉備文化財修復所の代表・牧野隆夫先生のもとを訪れました。牧野先生は、「仏像の町医者」と呼ばれ、これまで30年以上にわたり、日本各地の仏像修復を手掛けてきました。牧野先生には、源宗寺本堂保存修理委員会の一員として、仏像の調査・修復から移動まで、仏像にかかわる業務全般を担当していただいております。
 この日は、熊谷市指定有形文化財 木彫大仏坐像(平戸の大仏)の移動方法について図面やスケッチとともに、わかりやすく詳細なレクチャーをしていただきました。
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 薬師如来と観音菩薩の二体の木彫大仏坐像は高さ約4メートルに及びます。牧野先生によると、その構造は一言で言えば「箍(たが)のない桶」であり、非常に強度の弱い造りだといいます。巨大で尚且つ脆弱な仏像を搬出後、仮設倉庫内で補強をし、新たな本堂へと搬入する計画です。牧野先生でさえ経験したことのない一大プロジェクトです。
 本当にうまくいくのだろうかと不安を抱える私たちに、牧野先生は「やると決まったら、できると信じてやるしかない」と力強くおっしゃってくださいました。
 牧野先生が受ける修復の依頼の多くは、仏像を所有する寺院やそのお寺の檀家さんたちからです。当事業のように当事者ではない様々な分野のメンバーが集まり、委員会を立ち上げて文化財保護を行う事例は、極めて稀だと牧野先生はいいます。星宮の愛染堂保存修理事業から当市の文化財保護事業にご尽力いただき、この活動を間近で見てこられた牧野先生は、「熊谷の人たちの“熊谷愛”を感じる」とおっしゃっていました。「できるかできないかは、お金があるかないかじゃなく、それをやる人たちの気持ちだ。」牧野先生の言葉に頑張らねばと背筋が伸びます。
 文化財は修復をしてそれで終わりではありません。これから先、100年、200年と守っていかなければなりません。守り伝えて行くのは私たち「人」です。ご寄付をいただいた方々、見学に来てくださった方々を含め、このプロジェクトにどれだけ多くの人が関わりを持つことができるか。また、保存修理工事終了後も「平戸の大仏」が人々に開かれた身近な存在となるよう、今後の公開と活用のあり方も検討すべき大きな課題です。


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「平戸の大仏一般公開」のお知らせ [その他]

「平戸の大仏一般公開」を予定通り、下記の日程で行います。

9月の一般公開
 日 時: 第1日曜日 9月6日(日)  午前10時~午後3時
      第3日曜日 9月20日(日) 午前10時~午後3時  
 場 所: 熊谷市平戸644(源宗寺)
※車でお越しの際は、源宗寺本堂裏側に駐車スペースがございます。
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10月の一般公開につきましては、源宗寺本堂の解体工事のため実施が難しくなる可能性があります。その場合には、源宗寺本堂保存修理委員会ホームページにてご案内いたします。また、新型コロナウィルスの感染状況により中止せざるを得ない場合にも、同ホームページにてご案内いたしますので、あわせてご了承下さいますようお願い申し上げます。

【お願い】
  新型コロナウイルス感染防止のため、次のご協力をお願いいたします。
 1.マスクの着用をお願いします。
 2.以下に該当する場合には、拝観をご遠慮ください。
   ・体調が良くない(風邪の症状、倦怠感、味覚・臭覚の異常など)
   ・体温が37.5度を超えている
   ・過去2週間以内に海外渡航歴がある
   ・同居家族や身近な知人などに感染が疑われる人がいる
   ・新型コロナウイルス感染陽性とされた方との濃厚接触がある
 3.氏名、住所、電話番号、健康状態等についての記帳のご協力をお願いいたします。


 源宗寺本堂保存修理委員会ホームページ:https://oobotoke.com/

 問い合わせ先
  源宗寺本堂保存修理委員会 
  事務局 山川宏之(山川会計事務所内)
  TEL:048-526-5874
  FAX:048-523-7525


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文化財保護に向けた源宗寺保存修理事業 寄付金募集の協力依頼 [その他]

 8月29日(土)、佐谷田公民館にて、佐谷田地区の6自治会(東、西、南、北、戸手、平戸)の各自治会長にお集まりいただき、源宗寺本堂保存修理事業についての説明をさせていただきました。
 現在、本堂の保存修理工事の着手に向けて工事費用約5千万円の確保を目指して、当事業委員会が市内外に向けて広く寄附を呼び掛けているところですが、寄附金は未だ大幅に不足しているのが現状です。
 これまで源宗寺護持会及び平戸自治会を中心に、寄付金募集の協力依頼をして参りましたが、平戸地区だけでなく、佐谷田地域全体の地元の皆様のご協力をいただきたく、今回の機会を得た次第です。
 源宗寺は、明治時代に廃寺となり、それ以降、無住職で宗教法人としての法人格もない寺院です。昭和29年に、古くから「平戸の大仏」として親しまれていた薬師如来と観音菩薩の二体の木彫大仏坐像が本市の指定有形文化財となってから、関係者や地域の方々の力によって、今日まで護られ受け継がれてきました。
 源宗寺本堂が、単なる宗教施設を超えて、本市の指定有形文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)を護るための文化財収蔵施設であるということを改めて地域の皆様に再認識していただくため、各自治会長の皆様に、当事業の意義を当委員会及び市教育委員会よりお伝えしました。
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 (写真:佐谷田公民館)

 当事業では、1万円以上のご寄附をいただきました方々のお名前を、奉納名簿または奉納額に掲載させていただきます。また、“令和の奉加帳”を作成し、大仏の体内に奉納し永遠に法要させていただきます。(いずれも、ご承諾いただいた方に限ります。)ご協力いただいた方々の記録が100年、200年先へと受け継がれることとなります。
 尚、寄附金の金額は、1万円未満でも有り難くお受けしております。寄附をいただいた方には、金額にかかわらず、誓願成就、無病息災等を祈願した名刺型の御札をお渡しいたします。

 皆様のご理解とご協力、心よりお願い申し上げます。


 

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記録映像「熊谷うちわ祭」2014年の公開 [民俗]




2014年に文化庁文化遺産を活かした地域活性化事業で制作された記録映像「熊谷うちわ祭」をYouTubeサイトで特別公開しています。本年中止となった熊谷うちわ祭の巡行祭ですが、同作品では克明な映像で鑑賞することができます。どうぞお楽しみください。



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