庄司紗矢香 Synesthesia/Bartók in Paris [展示]
9月29日、世界で活躍するヴァイオリニストの庄司紗矢香さんが、ヴァイオリン演奏と庄司さん自らが制作された映像作品を並行して上映する演奏会「Synesthesia/Bartok」がフランス・パリの日本文化会館で開催されます。
庄司さんからのメッセージを以下に転載します。
Here we go!
On 29 September, you will see the premier of Sayaka’s experimental video work: Synesthesia/Bartok in Paris.
“Synesthesia” is the project which Sayaka Shoji has been working since 2007 in order to make her internal musical image into a visible form. Since 2013, Sayaka has been making the video all by herself i.e. filming and editing.
Synesthesia/Bartok is the new work she has created on Bartok’s Sonata No.1 for Violin and Piano, which will be performed live and projected @ Maison du Japon, Paris with French-Hungarian pianist, Suzana Bartal.
Programme
Brahms Sonate pour violon et piano no1 en sol majeur, Op.78
Bartok Sonate no1 pour violon et piano Sz 75 (creation video de Sayaka Shoji)
https://www.mcjp.fr/fr/agenda/synesthesia
* La jauge maximale de la Grande salle est de 150 place
Sayaka Shoji
概訳としては、庄司さんは2007年から演奏する音楽から連想されるイメージを形のあるものとして描く試みを始めており、2013年からその動きの中で映像作品を制作し始めたそうです。そして、今回は作曲家バルトークのヴァイオリンソナタ第1番にその作品を投影させ、演奏会形式で発表するという貴重な機会となります。演奏会ではブラームスのヴァイオリンソナタ第1番も演奏されます。
現在も世界的なコロナ禍であり、実際のパリでの演奏会で鑑賞することは難しいですが、いずれ映像として見ることができると思います。庄司さんが制作した映像の一端を上段に紹介しました。
https://www.mcjp.fr/fr/agenda/synesthesia
そして、演奏会を前にしての庄司紗矢香さんからのコメント(フランス語)も配信されています。
遠いパリの地ですが、音楽と映像作品の融合という、新たな挑戦に想いを馳せながら。
荻野吟子生家長屋門 [建造物]
日本の女医第一号として知られる荻野吟子は、利根川に近い熊谷市俵瀬に生まれました。俵瀬には、吟子に関連する資料を展示した記念館と史跡公園が整備されています。この記念館のモチーフとなったのが、吟子の生家にあった長屋門です。利根川を挟んですぐ隣りの群馬県千代田町には、荻野吟子生家の長屋門が移築されています。
熊谷から利根川の向こう側には、赤岩渡船場から渡し船に乗っていきます。
千代田町の渡船場から、徒歩5分ほどで、長屋門が移築されている光恩寺にたどり着きます。
山門をくぐると正面に本堂、右手に長屋門があります。長屋門は、明治時代に光恩寺に移築されました。平成11年に国の登録有形文化財に指定され、平成13年から15年にかけて保存修理工事が行われています。
すぐそばには、長屋門の復元を記念して建てられた吟子像が建っています。
光恩寺には、このほかにも多くの文化財が残されています。
「地蔵菩薩板碑」日本最古の地蔵板碑のひとつで県指定重要文化財となっています。
本堂脇の庫裏は、長屋門と同じく平成11年に国の登録有形文化財となっています。
奥に進むと、県指定重要文化財「阿弥陀三尊像」が安置されている阿弥陀堂や町指定重要文化財の鐘楼を見ることができます。
境内に、季節外れの桜が咲いていました。秋から冬にかけて開花する十月桜のようです。夏も終わり、涼しく過ごしやすい季節になってきました。ちょっとしたお出かけに身近な文化財に触れてみてはいかがでしょうか。
熊谷から利根川の向こう側には、赤岩渡船場から渡し船に乗っていきます。
千代田町の渡船場から、徒歩5分ほどで、長屋門が移築されている光恩寺にたどり着きます。
山門をくぐると正面に本堂、右手に長屋門があります。長屋門は、明治時代に光恩寺に移築されました。平成11年に国の登録有形文化財に指定され、平成13年から15年にかけて保存修理工事が行われています。
すぐそばには、長屋門の復元を記念して建てられた吟子像が建っています。
光恩寺には、このほかにも多くの文化財が残されています。
「地蔵菩薩板碑」日本最古の地蔵板碑のひとつで県指定重要文化財となっています。
本堂脇の庫裏は、長屋門と同じく平成11年に国の登録有形文化財となっています。
奥に進むと、県指定重要文化財「阿弥陀三尊像」が安置されている阿弥陀堂や町指定重要文化財の鐘楼を見ることができます。
境内に、季節外れの桜が咲いていました。秋から冬にかけて開花する十月桜のようです。夏も終わり、涼しく過ごしやすい季節になってきました。ちょっとしたお出かけに身近な文化財に触れてみてはいかがでしょうか。