池上遺跡発掘調査について(ほ場整備事業) その2
今回の調査では、もっとも古くで弥生時代中期の方形周溝墓が検出しています。
過去の調査では、数百メートル西の国道17号バイパスを造る際の発掘調査(小敷田遺跡)では、関東最古級の方形周溝墓が3基検出していますが、今回の調査の方形周溝墓はこれよりも古い時期と考えられます。
調査範囲幅が極小なこと、古墳時代以降の遺構が重複していることから、正確な基数は確定できないですが、少なくとも3基以上は確認されています。
墓域等の詳細なデータを得ることは、今後の調査に期待することになりますが、当時の墓制を知る上で大変貴重な成果と言えます。
方形周溝墓(白線部分)
弥生土器(周溝墓検出遺物)
過去の調査では、数百メートル西の国道17号バイパスを造る際の発掘調査(小敷田遺跡)では、関東最古級の方形周溝墓が3基検出していますが、今回の調査の方形周溝墓はこれよりも古い時期と考えられます。
調査範囲幅が極小なこと、古墳時代以降の遺構が重複していることから、正確な基数は確定できないですが、少なくとも3基以上は確認されています。
墓域等の詳細なデータを得ることは、今後の調査に期待することになりますが、当時の墓制を知る上で大変貴重な成果と言えます。
方形周溝墓(白線部分)
弥生土器(周溝墓検出遺物)