赤城久伊豆神社 一般公開 [建造物]
赤城久伊豆神社の全体景、右側が本殿
解説会の様子
新たに熊谷市文化財に指定された「赤城久伊豆神社本殿」の一般公開と解説会が開催され、約50名が参加しました。冒頭には指定書の交付及び篠田宣久宮司による挨拶があり、指定に向けての調査を担当した職員による解説会を行いました。その後、奥殿を囲む透き塀の内部を特別に公開したほか、また社務所の屋上も開放され、建物全体を見通すことができました。1750年に建立された建造物で、二間社流造の構造、銅板葺の屋根が特徴です。各所には彫刻も施されています。妻沼聖天山の本殿「歓喜院聖天堂」の建立や彫刻に関わった人物を示す棟札も特別公開され、その歴史的な価値などについて説明しました。