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群馬県立土屋文明記念文学館 企画展「文学者の書―筆に込められた思い」 [展示]


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 群馬県立土屋文明記念文学館にて企画展「文学者の書―筆に込められた思い」が開催されていますのでご案内いたします。先日、熊谷にて会津八一の書画展示と講演会を行いましたが、本展示会においても直筆揮毫の作品を観覧できます。また、土屋文明に師事した棚澤慶治とエリザベス・ヴァイニングの講演会開催も記憶に新しいところです。こうした北武蔵地域における詩歌の交流史や影響関係にも想いを馳せたくなる展示です。会期もまもなく終了です。どうぞご参照ください。



開催概要
(同館サイト特集ページより)
日本では長い間、文字を記すのに毛筆を用いてきました。近代になり、ペンや万年筆、鉛筆等が普及すると、次第に毛筆は日常の筆記具ではなくなっていきます。印刷技術の発達も、人々の筆記への意識を変えていきました。そうした過渡期を含め、近代を生きた文学者達の書に対する思いは、たとえば生年、生育環境、文学ジャンルなどによってもさまざまでした。本展では、文学者それぞれの書への向き合い方や、周囲からの評価などとともに、各人がしたためた短歌、俳句、書簡等を紹介し、文学者の書の魅力に多面的に迫ります。また、一般財団法人子規庵保存会の協力により、『子規随筆』(弘文館、明治35年)で公表されたのちに所在不明となり、115年の時を経て発見された正岡子規書簡を、今回、特別に展示いたします。


会期:2019年1月12日(土)~3月17日(日)
休館日:火曜日
開館時間:9:30~17:00(観覧受付は16:30まで)
観覧料:一般410円(320円) 大高生200円(160円)
( )内は20名以上の団体割引料金
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
後援:朝日新聞社前橋総局 毎日新聞前橋支局 読売新聞前橋支局 東京新聞前橋支局 産経新聞前橋支局 上毛新聞社 桐生タイムス社 朝日ぐんま NHK前橋放送局 群馬テレビ FM GUNMA ラジオ高崎 まえばしCITYエフエム いせさきFM FM OZE

特設ページ
http://bungaku.pref.gunma.jp/events/1489

<所在地・問合せ>
群馬県立土屋文明記念文学館
〒370-3533 群馬県高崎市保渡田町2000番地
Tel:027-373-7721(代表)/Fax:027-373-7725




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江南墨水会作品展 [展示]


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第39回江南墨水会作品展が、熊谷市千代の熊谷市立江南総合文化会館「ピピア」のロビーギャラリーにて、3月10日までの日程で開催されています。江南墨水会は、旧江南町の公民館活動として水墨画愛好者により結成され、絵の創作と展示、研究を進めています。会員14名による、約40点の作品が展示されています。風景や草花をモチーフしたものや、七福神や河童、空想的な内容など多様な水墨画を楽しむことができます。どうぞ観覧ください。





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埼玉県立熊谷図書館 資料展「Meet The World Music. ― 世界音楽旅行 ―」 [展示]


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埼玉県立熊谷図書館において資料展「Meet The World Music. ― 世界音楽旅行 ―」が開催されています。


開催概要
平成31年1月8日(火曜日)~2月21日(木曜日)
(図書館休館日を除く)

開催場所
埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー



展示内容(同図書館ホームページより)
2019年「ラグビーワールドカップ」、2020年「東京オリンピック」、2025年「大阪万博」と国際的なイベントが日本で立て続けに行われます。外国の方の観光も増え、より世界の国々を意識する数年間になるのではないでしょうか。

今回の展示では民族音楽やクラシック、洋楽など世界中の音楽を幅広く集めてみました。世界の音楽の多様さを感じ、世界を知る「世界音楽旅行」に出かけてみませんか。皆様のご来場をお待ちしています。


詳細は同サイトをご参照ください。
https://www.lib.pref.saitama.jp/event/exhibit/exhibit/meet-the-world-music.html


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第66回朝聞書展 高橋香韻「倫敦塔」 [展示]

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高橋香韻「倫敦塔」

 2019年2月3日まで東京上野の東京都美術館において「第66回朝聞書展」が開催されています。本展は朝聞書会が主催する書の展覧会で、熊谷市美術家協会の高橋香韻さんが特別賞を受賞し、審査会員に推挙されるとの朗報が届きました。どうぞ、ご参観ください。

 高橋さんは夏目漱石の『倫敦塔』を主題として、躍動感と静寂さを併せ持つ作品を書き上げました。『倫敦塔』は、夏目漱石の短編小説で、1905年(明治38年)、『帝国文学』に発表。 留学時に見学した倫敦塔への体感を描いたものです。高橋さんは源氏物語研究で博士の学位を得ており、古代文学の研究者としても知られています。



開催概要
第66回朝聞書展
日時:平成31年1月28日(月)~2月3日(日)
    午前9時30分~午後5時30分
会場:東京都美術館
主催:朝聞書会 後援;毎日新聞社



朝聞書会(ちょうぶんしょかい)(当会ホームページより)
https://sites.google.com/site/chobunshokai/

 「朝聞會」は松井如流により昭和3年に命名、設立された。会名は「論語」の里仁篇の「子日く、朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり」とあるに依る。昭和18年に第1回朝聞書會展を開催し、昭和29年から昭和31年は東京都美術館で開催した。昭和32年に東方書道院が再興するに至り、東京都美術館の会場を朝聞書曾展から東方書道展へ譲り渡した。そのため朝聞書會は一時休会となり、松井門下生たちは東方書道展に参加した。だが、東方書道展は大作主義を標榜したことなどから、門下生らの要望に応じ、松井如流は「時代に即応した力強き新風を書道会に送りたい」との念願のもと、朝聞書會が長年堅持してきたところの「清新なる書風確立」の精神をさらに発展せしめると宣言し、東京書道会を新たに発足させた。また、朝聞書曹は9年間の空白を経て、昭和40年に再開した。長らく東京書道会展と朝聞書會展の両展は並走する形で開催されていたが、平成25年に朝聞書會と東京書道会を統合し、新たに「朝聞書会」と改称した。平成26年1月に第61回朝聞書展を開催した。伝統を根底にして親代性を意識した書を目指している。

     


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『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち :国際子ども図書館 [展示]

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東京上野の国際子ども図書館では、2019年1月20日(日)まで、展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」を開催しています。「蜘蛛の糸」などの広く読まれている童話や、「かなりや」のように今も歌い継がれる童謡を数多く世に送り出した児童向け雑誌『赤い鳥』が1918(大正7)年に創刊されて、2018年で100年を迎えました。

 『赤い鳥』は、1918年7月~36年 10月の期間に発行し通巻 196冊を数える人気の児童文芸雑誌として知られています。主宰は鈴木三重吉が担い、芸術性豊かな童話、童謡の創造を目指して発刊されました。森鴎外、島崎藤村、芥川龍之介らの支持を受けています。芥川の『蜘蛛の糸』『杜子春』、有島武郎の『一房の葡萄』、宇野浩二の『蕗の下の神様』などの創作発表の場となりました。また、北原白秋、西条八十の童謡などが掲載されました。また坪田譲治、新美南吉、与田準一らの童話・童謡作家を育て、日本の児童文学の発展に多くの貢献をしたことが評価されています。


開催概要
『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち

開催日
前期:開催終了
後期:2018年11月13日(火)~2019年1月20日(日)

会期中の休館日
月曜日、国民の祝日・休日、年末年始及び毎月第3水曜日(資料整理休館日)

開催時間
午前9時30分~午後5時

会場
国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム
入場無料

公式ページ
http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2018-03.html



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東京大学総合研究博物館 特別併設展示「人類先史、曙 東京大学所蔵の明治期人類学標本」 [展示]

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 東京大学総合研究博物館においてE・S・モースに関連した展示が開催されています。熊谷市の冑山に来訪し、熊谷中心地の石上寺で講演を行ったモース。日本の人類学創始に大きな役割を果たしたことが分かります。


東京大学総合研究博物館ホームページより

特別併設展示「人類先史、曙――東京大学所蔵の明治期人類学標本」

日本における人類学と先史学の曙は、東京大学が創設された1877年に遡る。それは、初代動物学教授のE. S. Morseの大森貝塚の発掘に始まった。その後、坪井正五郎が人類学講座の初代教授に付き、明治期から大正期にかけて日本の古代が初めて発見されてゆく。本展示では、大森貝塚のみならず、モースが2年の短い日本滞在期間に全国各地で収集した標本資料の一部と、モースの指導で1880年に開設された「博物場」に展示された標本を展示する。さらには、坪井らの初期の発掘標本、日本人の成り立ちを直接論ずる初めての古人骨資料などを展覧する。

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モースが発掘もしくは標本を収集した場所


主な展示物
・E.S. モースの人類先史コレクション(大森貝塚、小石川植物園内貝塚など)
・モースの全国行脚と博物場
・初めての縄文人の全身骨(1906年に堀之内貝塚出土)
・坪井正五郎蒐集の標本資料(土偶、石棒、西ヶ原・椎塚・福田貝塚出土の土器)


開館情報
総合研究博物館 本郷本館 (東京大学本郷キャンパス内)
場所: 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス内 →地図アクセス
交通: 地下鉄丸の内線「本郷三丁目」駅より徒歩6分、地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩3分
休館: 土曜日・日曜日・祝日・年末年始・その他館が定める日
開館時間:10:00―17:00(ただし入館は16:30まで)
入場: 無料


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藤枝市郷土博物館・文学館 明治維新150年特別展「藤枝発!駿河の幕末維新展」 [展示]

静岡県の藤枝市郷土博物館・文学館にて、明治維新150年特別展「藤枝発!駿河の幕末維新展」が開催されています。熊谷の隣街である深谷出身の渋沢栄一をはじめ、日本の近代化と深い関わりを持ち熊谷宿や妻沼聖天山にも来訪したことがあるとされる勝海舟や山岡鉄舟らをテーマに、西駿河の藤枝を舞台に繰り広げられた新たな時代に向かう歴史的動向などについて紹介しています。

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開催場所・会場 藤枝市郷土博物館・文学館(藤枝市若王子500)
開催日・期間 2018年11月23日(祝日)~2019年1月20日(日曜日)午前9時~午後5時


内容(藤枝市郷土博物館・文学館ホームページより)

本年の明治維新150年を記念して、藤枝や静岡における激動の幕末維新の歴史を紹介します。

本展では、藤枝を治めた駿河田中藩の退去から静岡藩の成立に至る一連の歴史や、静岡や藤枝へ移住した旧幕臣たちの活躍にスポットを当てて、ゆかりの歴史資料を展示します。取り上げる旧幕臣として、幕末三舟として知られる、【1】駿府会談の功労者・山岡鉄舟、【2】田中奉行・高橋泥舟、【3】のちに「近代日本経済の父」と呼ばれ大実業家となった渋沢栄一(藤枝市友好都市・埼玉県深谷市の出身)、【4】水利路程掛として活躍し、住民から感謝されて生き神として祀られた松岡萬、【5】藤枝や牧之原へ移住し、幕臣子弟の教育に尽力した伊佐新次郎岑満、【6】朝比奈山開拓に尽力した石井謙次郎などの功績を紹介します。

料金  大人300円、中学生以下無料

休館日
月曜日(12月24日、1月14日は開館)、12月25日、12月28日(金曜日)~2019年1月4日(金曜日)、1月15日


問い合わせ先
藤枝市郷土博物館・文学館
〒426-0014 静岡県藤枝市若王子500
電話:054-645-1100
ファックス:054-644-8514

展覧会の詳細についてはこちらの同館サイトをご覧ください。
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/kyodomuse/1/2/10779.html




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埼玉県立嵐山史跡の博物館 企画展「越山―上杉謙信侵攻と関東の城―」 [展示]


埼玉県立嵐山史跡の博物館にて、企画展「越山―上杉謙信侵攻と関東の城―」が開催されています。

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開催概要(同館ホームページより)

【会期】
  平成30年12月1日(土)~平成31年2月17日(日)
【開館時間】
  9時~16時30分(観覧受付は16時まで)
【休館日】
  12 月/10 日・17 日・29 日・30 日・31 日
  1月/1日・2日・3日・7日・21 日・28 日
  2月/4日
【観覧料】
  一般100円、高校生・学生50円
  (20名以上の団体の場合は 一般60円、高校生・学生30円)
  中学生以下の方及び障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)は無料
【開催趣旨】
戦国時代後期の武将で越後の虎と謳われた上杉謙信は、関東管領として、厳冬の上越山脈を越えて毎年のように関東に侵攻し、この戦いを自ら「越山(えつざん)」と呼びました。本展では、武田信玄との戦いや領内の一向一揆の問題を抱えながらも、リスクを冒して関東の諸城を攻めた越山にかかわる戦(いくさ)の実態を、文献資料・考古資料から明らかにします。特に出土した武器・武具により、攻城戦の始まりから降伏・落城までを概観し、謙信の中世的な地域支配の性格を浮き彫りにします。

【展示構成】
1 謙信と越山

 上杉謙信の関東侵攻の記録を整理し、全体像を明らかにします。
 (1)上杉謙信にとっての越山の意味
 (2)越山の推移

2 戦国時代の戦(いくさ)の舞台―城とは何か―

戦国武将が城の争奪に力を注いだ理由について、城の歴史的な成り立ちから解説します。
 (1)城とは何か―戦国期の城に先立つ要害―
 (2)戦国の城のイメージ実態
 (3)関東の城
 (4)人・物・情報が集まる場所「城」


3 上杉謙信の越山と城攻め

 具体的な記録が少ない上杉謙信が関わった攻城戦について、敵対した北条氏の状況を含め、発掘調査で出土した様々な武器・武具から検証します。
(1)銃砲撃と弓射で始まる攻城戦
 (2)打物戦と出土遺物
 (3)降伏と落城―焼けた城郭
  銃撃・弓射の実態を探る
  銃砲の姿を探る
 (4)略奪と出土遺物

4 関東の戦国時代と越山
 中世から近世への移り変わりの中で、越山を考えます。

5 城郭探訪
 展示で取り上げた城を紹介します。
【主な展示資料】 
 栄俊筆松橋流血脈裏書(まつはしりゅうけちみゃくうらがき:東松山市指定文化財「正法寺中世文書」)/正法寺蔵
 短刀銘備州長船住景光(写)/埼玉県立歴史と民俗の博物館蔵
 唐沢山城跡出土陶磁器・茶臼/佐野市教育委員会蔵
 深谷城跡出土塗り椀・櫛/深谷市教育委員会蔵
 石戸城跡出土懸仏・古瀬戸瓶子・大型木製燭台の針/北本市教育委員会蔵
 松山城跡出土銃弾/吉見町教育委員会蔵
 金山城跡出土砲弾・鉄鏃/太田市教育委員会蔵
 騎西城跡出土馬鎧部品・薙鎌・槍先・銃弾・刀装具/加須市教育委員会蔵


【関連印刷物】
 企画展示図録(カラー本文48ページ) 展示室受付で販売中(400円)
 展示では説明しきれない越山の詳しい経緯、城の成り立ち、戦国後期の攻城戦の実態、戦国大名の動きなどを豊富なカラー写真を用いて解説しています。
【関連事業】

 1 企画展関連講演会「上杉謙信の雪中越山」
  
 特別講演会「戦国武将と城郭」
  日時 平成31年1月27日(日)
  会場 国立女性教育会館 講堂(嵐山町菅谷728)
  講師 小和田哲男 氏 (静岡大学名誉教授/公益財団法人日本城郭教会理事長)
  費用 一人500円
  ※くわしくは催し物の特別講演会ページへ

 学芸員による展示解説

  日程 平成30年12月9日(日)・16日(日)
      平成31年1月13日(日)・26日(土)
            2月3日(日)・17日(日)
      時間 13時30分~14時30分
  申込方法 事前予約不要。実施日当日開始時刻に、展示室受付前に集合ください。観覧料がかります。


展覧会の詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.ranzan-shiseki.spec.ed.jp/?page_id=355




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太田市美術館・図書館「愛でるボタン展 ~アイリスのボタンづくり~」 [展示]

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会場風景(アイリス ボタンの博物館 IRIS Button Museum facebook コラムより)


 群馬県太田市美術館・図書館で、国内外のアンティークなボタンを集めた展覧会「愛(め)でるボタン展 アイリスのボタンづくり」が開催されています。太田市にあるボタンのトップメーカー「アイリス」が運営する「ボタンの博物館」(東京都中央区)の所蔵品から選ばれた貴重な800点が展示されています。ボタンの博物館は、1946年に創設されたアイリスの創業者一族が集めた5千点を収蔵しています。展覧会では、そのうち800点を年代、製法別に並べて服飾の変遷を紹介しています。


開催概要

会期
2018年11月10日(土)〜2019年1月14日(月・祝)

会場
太田市美術館・図書館

住所
群馬県太田市東本町16番地30

時間
10:00〜18:00(最終入場時間 17:30) ※企画展の観覧は18:00まで(入場は17:30まで)
※日曜・祝日は18:00まで


休館日
月曜日 
※ただし、12月24日、1月14日は祝休日のため開館し、翌日火曜日休館
年末年始 12月29日~1月3日

観覧料
無料

問合せ 0276-55-3036

詳細はこちらをご覧ください。
http://www.artmuseumlibraryota.jp/post_artmuseum/2524.html





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わが街熊谷遺跡めぐり「大竹遺跡」テーマ展 [展示]

 11月19日(月)~平成31年4月26日(金)の会期で、江南文化財センターロビーにて、大竹(おおだけ)遺跡の展示を行っています。
 調査は、平成24年度のことでしたが、昨年度報告書の刊行がなされたことから、一般に公開するために展示を企画しました。
 調査では、飛鳥時代~平安時代(7世紀後半~10世紀前半)の集落跡が確認されました。この集落は、古代幡羅(はら)郡家(郡役所)の周辺に形成された郡家に密接に関係のある人々が暮らしていたものと考えられます。この遺跡に西接して深谷市・下郷遺跡が所在し、この遺跡も郡家関連の集落と考えられていて、大竹遺跡も含めて郡家を取り巻くように集落が大きく展開していたと考えられます。
 ちなみに「大竹」の「おおだけ」の読みは、「大館」から転化したと考えられていて、郡家の周辺に形成された位置関係から、このことはとても興味深いものと思われます。
 平成最後のテーマ展となりますので、お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
江南文化財センター
熊谷市千代329番地
電話 048-536-5062


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