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熊谷出土埴輪の表紙1 [はにわ関連グッズ]

 熊谷市上中条出土の埴輪には東京国立博物館に収蔵された「飾り馬」と「短甲武人」がよく知られています。これは明治初年に発見されてから、同じ熊谷市冑山の政治家・考古学者であった根岸武香により保存公開がされてきたものです。他に「踊る埴輪」など市内出土の埴輪が多くの出版物の表紙や絵画に描かれてきました。以前から『学習画報』『日本のあけぼのー建国と紀元をめぐって』で取り上げていますが、最近見つけた図書をいくつか紹介します。
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写真1「短甲を付けた男子埴輪」を表紙に使用
 『MUSEUM-東京国立博物館美術誌』 昭和28年(1953) 9月号〔通巻30号〕
 本文には、三木文雄氏の「原始時代の人間観<埴輪人物>」が掲載されており、踊る埴輪とともに紹介され、おおらかなで上品な青年武人、歌い踊る庶民のありのままの姿を印象的にとらえていると表現としている。

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写真2「埴輪 踊る女子」を表紙に使用
 『MUSEUM-東京国立博物館美術誌』 昭和52年(1977) 1月号〔通巻310号〕
 本文には、亀井正道氏の「踊る埴輪出土の古墳とその遺物」と題して、埴輪発見の経緯や野原古墳の発掘について報告している。口絵にも野原古墳出土の「農夫はにわ」を掲載している。

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