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馬形埴輪 [古墳時代]

明治9年に熊谷市上中条より出土した重文「馬形埴輪」のスケッチを紹介します。
uma.jpg(国立国会図書館デジタルコレクションより転載)
このスケッチも、前回紹介した大野雲外(1863-1938)が、明治31年嵩山房より出版された『日本考古図譜』に掲載したものです。
右側には、「埴輪 土馬 武蔵国埼玉郡上中条村ヨリ発見」、左側には「帝国博物館所蔵」、欄外下には「FIGUE OF HORSE MADE OF CLAY FROM AN ANCIENT SEPULCHRAL MOUND AT KAMINAKKAJO IN MUSASHI」と記されています。
スケッチには、馬の耳・タテガミ・前足・尻尾が欠損しており、修復前の状態であることがうかがえます。また、「短甲武人埴輪」が根岸家所有となっていたのに対し、この「馬形埴輪」は既に帝国博物館所蔵となっています。

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