レプリカ・セム法5 [古墳時代]
レプリカ・セム法の紹介、5回目です。
今回は、古墳時代終末期の管玉の穿孔部をシリコンで型取り、走査型電子顕微鏡で撮影してもらいました。
資料は、立野古墳群第13号墳出土の珪質泥岩製の管玉です。片側が欠損し、両側から穿孔していることが観察できます。珪質泥岩とは、あまり聞きなれない岩石名ですが、チャートと泥岩の中間に位置するシリカに富んだ堆積岩です。
この管玉の、穿孔部貫通箇所におけるシリコン型の走査型電子顕微鏡写真が↓です。
肉眼では観察できませんでしたが、微小な同心円状の段が数条観察できます。かなり滑らかな穿孔部の壁面に微小な段が観察されることから、鉄針を用いて穿孔が行なわれたものと判断されます。
今回は、古墳時代終末期の管玉の穿孔部をシリコンで型取り、走査型電子顕微鏡で撮影してもらいました。
資料は、立野古墳群第13号墳出土の珪質泥岩製の管玉です。片側が欠損し、両側から穿孔していることが観察できます。珪質泥岩とは、あまり聞きなれない岩石名ですが、チャートと泥岩の中間に位置するシリカに富んだ堆積岩です。
この管玉の、穿孔部貫通箇所におけるシリコン型の走査型電子顕微鏡写真が↓です。
肉眼では観察できませんでしたが、微小な同心円状の段が数条観察できます。かなり滑らかな穿孔部の壁面に微小な段が観察されることから、鉄針を用いて穿孔が行なわれたものと判断されます。
2014-03-07 10:22
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