SSブログ

北島式土器壺2 [弥生時代]

前中西遺跡の出土土器の紹介。今回2回目です。第11調査区の、方形周溝墓と思われる溝跡より出土しました。前回紹介した壺形土器よりも一回り小型で、器高18.5cm、口径7.4cm、底径6.0cmを測ります。
yayoidoki2.jpg
文様は、頸部と胴部上部に、縄文を充填した上向きの鋸歯文を施文し、下部の段部に刺突列を施文しています。口縁部と胴部下半に帯縄文を施文し、胴部下半には2本単位の波状沈線が施文されています。
胴部に段があること、上向きの鋸歯文が施文されていることから、前回紹介した壺より1段階古い、弥生時代中期後葉北島式土器に比定されるものと思われます。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

北島式土器壺実態顕微鏡撮影 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。