北島式土器壺2 [弥生時代]
前中西遺跡の出土土器の紹介。今回2回目です。第11調査区の、方形周溝墓と思われる溝跡より出土しました。前回紹介した壺形土器よりも一回り小型で、器高18.5cm、口径7.4cm、底径6.0cmを測ります。
文様は、頸部と胴部上部に、縄文を充填した上向きの鋸歯文を施文し、下部の段部に刺突列を施文しています。口縁部と胴部下半に帯縄文を施文し、胴部下半には2本単位の波状沈線が施文されています。
胴部に段があること、上向きの鋸歯文が施文されていることから、前回紹介した壺より1段階古い、弥生時代中期後葉北島式土器に比定されるものと思われます。
文様は、頸部と胴部上部に、縄文を充填した上向きの鋸歯文を施文し、下部の段部に刺突列を施文しています。口縁部と胴部下半に帯縄文を施文し、胴部下半には2本単位の波状沈線が施文されています。
胴部に段があること、上向きの鋸歯文が施文されていることから、前回紹介した壺より1段階古い、弥生時代中期後葉北島式土器に比定されるものと思われます。
2014-02-20 08:45
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