北島式土器壺 [弥生時代]
昨年発掘調査を実施した前中西遺跡の整理調査を進めていますが、その中から、実測・途トレース作業を行なった弥生時代中期後葉の北島式土器を紹介します。
第10調査区の溝跡から出土した壺で、器高58cm、口径21cm、底径16cmを測ります。文様は、口縁部に1条、頸部から胴部にかけてヘラ描波状文で区画された帯縄文を4条施文しています。底部は、木葉痕が残り、焼成後穿孔が行われています。
胴上部に明確な段が無いこと、器面の無文化が進んでいることから、北島式土器に後続する段階に比定されるものと思われます。
第10調査区の溝跡から出土した壺で、器高58cm、口径21cm、底径16cmを測ります。文様は、口縁部に1条、頸部から胴部にかけてヘラ描波状文で区画された帯縄文を4条施文しています。底部は、木葉痕が残り、焼成後穿孔が行われています。
胴上部に明確な段が無いこと、器面の無文化が進んでいることから、北島式土器に後続する段階に比定されるものと思われます。
2014-02-19 08:42
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