圧痕 [縄文時代]
現在、萩山遺跡出土遺物の報告書掲載用写真撮影を行なっていますが、縄文時代早期撚糸文土器様式に属する井草式土器(約9,500年前)の裏面に、長径7㎜程の楕円形の圧痕があることに気が付きました。
この圧痕は、土器の割れ口にかかっており、全体は残っていませんが、器面に向かってオーバーハングしており、粘土で土器を製作中に楕円形を呈する有機物が埋まり、土器焼成時に焼失したものと推測されます。
何の圧痕かは、接写してみても良くわかりません。豆科種子の圧痕だと良いのですが・・・。
シリコンで型をとり、走査型電子顕微鏡で観察する、レプリカ・セム法という観察方法があるので、機会があれば試してみようかと思います。
ちなみにセム(SEM)とは、走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope)の略です。
この圧痕は、土器の割れ口にかかっており、全体は残っていませんが、器面に向かってオーバーハングしており、粘土で土器を製作中に楕円形を呈する有機物が埋まり、土器焼成時に焼失したものと推測されます。
何の圧痕かは、接写してみても良くわかりません。豆科種子の圧痕だと良いのですが・・・。
シリコンで型をとり、走査型電子顕微鏡で観察する、レプリカ・セム法という観察方法があるので、機会があれば試してみようかと思います。
ちなみにセム(SEM)とは、走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope)の略です。
2013-11-08 11:23
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