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奥原晴湖一門書画研究会 [普及事業]


 4月21日、熊谷市上之にある龍淵寺本堂において奥原晴湖一門書画研究会が開催されました。龍淵寺近くの旧上川上村に画室を有し晩年の画業に励んだ奥原晴湖とその一門の回顧する行事として、絵画を個人に募り、当日限りの一般公開・展覧会及び講演会「奥原晴湖の生涯と芸術―晴湖芸術の変遷と「南画」の影響関係をめぐってー」を開催しました。冒頭の講演会には本堂に入り切れない程の約150名の聴講者が集まり、一日を通しての展覧会への来場者は約300名を数える盛況となりました。近隣からの方々や研究者、遠方から駆けつけてくれた方々をはじめ、晴湖芸術への関心の高さを感じることができました。龍淵寺には晴湖や最たる後継者となった渡辺晴嵐の墓石もあり、絵の観覧とともに墓参する方や、画室跡やその前面にあり復元された「晴湖の道」を訪れる方も多くいました。当地域はラグビーワールドカップ2019の試合会場にも近く、主催した晴湖の道保存会は、外国人観光客などにも晴湖の絵に興味を持ってもらえるように新たな方策についても模索を進めているとのことです。

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本堂内の展示の様子。内陣の装飾と合わせてきらびやかな展示となった。

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多くの掛軸作品が展示され、門下生を含めた晴湖芸術の発信の場となった。

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講演会「奥原晴湖の生涯と芸術」




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