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ムサシトミヨ生息地での除草作業 [記念物]

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元荒川での除草作業

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野原晃教育長の挨拶


 ムサシトミヨが生息する元荒川上流のうち、県の指定文化財となっている生息地区間より下流の除草作業が行われました。ムサシトミヨ保全推進協議会が主催で、各委員組織の担当者約20名によって藻刈りや水辺の除草が実施されました。
 当該の河川部分においてはムサシトミヨの生息が極めて少なく、今後の生息域拡大の鍵となる領域です。水草の適度な除草が水流の滞留を改善させ、日光が水中に入り込むことによりムサシトミヨにとって好都合の水草環境が維持されると考えられています。作業の冒頭、熊谷市教育委員会の野原晃教育長が「近隣の小中学校におけるムサシトミヨの増殖活動とあわせて、水辺環境の保全にご協力をお願いします」との挨拶がありました。
 各参加者は胴長を着用し、水草を刈る担当と、刈られた水草を水辺に引き上げる担当に役割を分けて、下流から上流に向かう工程で作業を進めました。前回の個体数調査で生息数が激減したムサシトミヨ。その生息環境の改善に向けて意志を共有する機会となりました。





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手づくりマイ紙芝居・紬の会  会長 安江秀彦

お世話になります。

世界に唯一、熊谷にしか消息しない「ムサシトミヨ保護」についてはこれまで、昨年の「エコ・オアシスアイデア提案」で国・県・保護団体等での管理のあり方について等についても意見を述べてきました。

当会では平成29年度「熊谷市民公益活動促進事業はじめの一歩助成金」の補助をいただき「紙芝居普及事業の一環」として、各保護団体との協力をいただいて「ムサシトミヨ」、「江南のホタル」、「段ボールコンポスト」「愛染堂物語」「福川物語」「笑みっ栗」など各種の紙芝居を作ってきました。平成30年3月10日(土)に発表会を行う予定で準備を進めております。

「ムサシトミヨ」の紙芝居については8月に保護団体会長さんにもプレゼンテーションをいたしました。
今後の有効活用については相談しながら進めさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。


by 手づくりマイ紙芝居・紬の会  会長 安江秀彦 (2017-11-02 06:10) 

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