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いろは歌碑 [句碑・歌碑]

市内妻沼歓喜院本坊本堂右手の「加行堂」前に建てられている、空海直筆と伝えられる「いろは歌」碑を紹介します。「いろは歌」とは、すべての仮名を重複させずに使って作られた誦文(ずもん:呪文)のことです。同様の誦文に「あめつちの詞」があります。
iroha.jpg
変体平がな47字で4行に「いろはにほへと ちりぬるをわかよたれそ つねならむうゐのおくやま けふこえてあさきゆめみし ゑひもせす」「空海」と刻まれています。
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このいろは歌の意味は諸説あり、「匂いたつような色の花も散ってしまう。この世で誰が不変でいられよう。いま現世を超越し、はかない夢をみたり、酔いにふけったりすまい」と、仏教的な無常を歌った歌とも解釈されています。面白い説として、7段書きした「いろは」の沓に相当する7字目が「とかなくてしす」となることから、 「咎(罪)なくて死す」となり、作者の遺恨を意図的に込めたものとの解釈があります。
作者も空海(774-835)、柿本人麻呂(660頃-724)、源高明(914-983)など諸説あり、成立年代も10世紀末~11世紀中葉に成ったものと推測されていますが定かではありません。

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√6意味知ってると舌安泰

≪…いろは歌…≫を、数の言葉ヒフミヨ(1234)について、いろはかるたの「犬も歩けば棒に当たる]の記事から、
 カタチ(〇△□ながしかく)が、≪…「咎(罪)なくて死す」…≫ことで[ひふみよいむなこと]に生り、自然数や演算符号(+ - × ÷ √ =)に、生まれたと想えるのを2冊の絵本で・・・
  すうがくでせかいをみるの
  もろはのつるぎ
      (有田川町ウエブライブラリー)
by √6意味知ってると舌安泰 (2023-07-25 05:37) 

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