「蜂須秀雲展」

「蜂須秀雲展」が下記のとおり開催されていますのでお知らせします。

会　期：平成28年12月20日（火）～平成29年3月5日（日）　
休館日：毎週月曜日（祝日を除く）、年末年始
時　間：午前9時～午後5時
会　場：熊谷市立熊谷図書館　3階　郷土資料展示室：熊谷市桜木町2-33-2
問合せ先：熊谷市立熊谷図書館　048-525-9463
今回のミニ企画展は、市内西別府出身で、郷土の水墨画の先駆的な役割を果たした蜂須秀雲（1877-1931）の作品を展観します。秀雲は、市内西別府の蜂須米吉の三男として生まれ、本名近三。幼少より絵を好み、東方村（現深谷市）の江森天淵（1857-1921）に南画を学び、秋湖と号します。その後群馬県尾島町で田崎草雲（1815-1898）に学び、号を秋雲と改めます。明治43年上京し、本郷根津に居住し、小室翠雲（1874-1945）の塾頭となります。後年、池上秀畝（1874-1944）に師事して花鳥画を学び、号を秀雲と改め、文展、日展をはじめ諸展に入選しています。
今回展示する作品をとおして、蜂須秀雲の芸術と人柄について認識を深めていただき、さらに郷土熊谷が生んだ芸術・文化に対しても関心を深めていただければと思います。