SSブログ

芭蕉句碑(歓喜院) [句碑・歌碑]

市内妻沼の歓喜院境内に建てられている芭蕉句碑を紹介します。
RIMG1202.jpg
「はせを  古池や 蛙飛込 水廼音」と刻まれています。
この句は、芭蕉が蕉風俳諧を確立した句とされており、芭蕉の作品中でもっとも知られています。季語は蛙(春)。大正12年(1923)西田聖池庵建立。石工:赤石文次郎。書:藤波數忠。

句の下に、地元の俳人13人と賛助員8名の号と句が刻まれています。
「何時見ても よき物ながら 今日の月」故 ■宝
「人■や 馬場の柳の 土埃」故 可都ミ
「平生ハ あかぬ木戸有り 梅の花」故 一井
「初雷や 翅をしごく 夕鶴」故 良孝
「雨の日は あめにも馴染む 柳かな」故 五逸
「是からは 拾ひ物 成米の春」故 一生
「下萌や 鍬こころ見る 畑の邊」故 蛙夕
「郷遊にも 壽く物を 菊の酒」故 一道
「青梅や また此先も 幾千歳」故 ■た
「稲苅や 山の端に見る 月の鎌」故 春甫
「老廼こりな 今日も巨燵の 冬籠」故 容之
「碑の雫 拭小屋 初しぐれ」祭 青蛙
「春雨の 降て居るなり 夢の山」主 穿井 
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

岡田孝一

お世話になります。この句碑にある故五逸について調べております。一茶の7番日記に「今夜五逸という俳人に会う」(松井田宿)と記述されており色々あたった結果、群馬の渋川で「華の春」という句集を出したことがわかりました。また倉渕村でも句の指導をしたことがわかりました。小説化しようと思います。どうか五逸に関することでしたらどんな些細な事でも結構ですよろしくお願いいたします。なお私は松井田で生まれたことからなお興味を抱きました。

by 岡田孝一 (2021-02-24 15:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

きかは便郵98東武熊谷線航空写真4 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。