熊谷市報11月号 [お知らせ]
熊谷市報11月号の表紙は、市内下川上愛染堂の熊谷市指定有形民俗文化財「愛染明王」です。
愛染堂は、長年の風雨による毀損が目立っていましたが、昨年度修理工事を行い、本年9月18日(日)に落成式・一般公開を行いました。
本像は、宝乗院愛染堂の本尊であり、大同元年(806)、日本一木三体の一体として造立されたと言う伝説に由来します。像高は、髪際高で約三尺六寸(1.09m)を計り、像高は1.50mです。台座と合わせると、半丈六(2.42m)を超える大きさとなります。
造立の年代については、彫刻の様式からすると、伝承とは異なりますが、江戸時代前期の造立と考えられます。
仏像は三目六臂(さんもくろっぴ)の仏相であり、表面の赤色は実在の日光の輝きを示しています。三目の怒相は三界の邪悪を払う形相を示し、六臂は、蓮華や五鈷杵(こごしょ)、金剛鈴(こんごうれい)などを持ち、これらは救済を願う形仏相であると言えます。愛染と「藍染」の関係から、多くの染色業者などの信仰を受けていました。
愛染堂は、長年の風雨による毀損が目立っていましたが、昨年度修理工事を行い、本年9月18日(日)に落成式・一般公開を行いました。
本像は、宝乗院愛染堂の本尊であり、大同元年(806)、日本一木三体の一体として造立されたと言う伝説に由来します。像高は、髪際高で約三尺六寸(1.09m)を計り、像高は1.50mです。台座と合わせると、半丈六(2.42m)を超える大きさとなります。
造立の年代については、彫刻の様式からすると、伝承とは異なりますが、江戸時代前期の造立と考えられます。
仏像は三目六臂(さんもくろっぴ)の仏相であり、表面の赤色は実在の日光の輝きを示しています。三目の怒相は三界の邪悪を払う形相を示し、六臂は、蓮華や五鈷杵(こごしょ)、金剛鈴(こんごうれい)などを持ち、これらは救済を願う形仏相であると言えます。愛染と「藍染」の関係から、多くの染色業者などの信仰を受けていました。
2016-11-01 08:39
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