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三ケ尻古墳群発掘調査1 [発掘調査]

 まだまだ暑さが続く熊谷ですが、本日から、三ケ尻地内の個人専用住宅建設予定地で発掘調査が始まりました。
 調査は、南北に並ぶ個人専用住宅2軒分が対象ですが、まず北側について、重機により表土をめくりました。
 その結果、円墳の周溝と思われる溝跡が2か所確認されました。円筒埴輪片が多量に出土し、おそらく6世紀後半の古墳と思われます。
 これまで、三ケ尻古墳群では62基の古墳が確認されており、今回確認された古墳で都合64基となりました。
 明日以降、詳細な調査が始まります。
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調査区を南から。
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北側の古墳1基です。
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南側の1基です。この古墳の南にもう1軒分の調査を予定していますが、事前の試掘調査では、盾形埴輪などの形象埴輪も出土しており、この古墳の埴輪の可能性も考えられます。
 試掘調査では、縄文時代中期の土器片も出土していることから、その時代の集落跡も発見されるかもしれません。
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今回の調査区の東には、古墳の石室もしくは墳丘の葺石と思われる円礫が集積されているか所があり、古墳の存在が予想されていました。

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