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前中西遺跡出土瓶5 [瓶]

前中西遺跡出土ビンの紹介5回目。今回は、「味の素」の30g食卓調味料ビンです。
口径2.0cm、底径3.8cm、高さ7.3cmを測ります。
IMGP1163.gif
胴部下半にうっすらと「AJINOMOTO」「味の素株式会社」との印字文字が確認できます。
このビンは、「ふりかけ式卓上調味料ビン」と言い、赤い11穴のあけられた中蓋が付けられていました。昭和26年に発売され、昭和40年代まで使われていました。
このビンの登場により、従来、容器からスプーンで取り出していたものを、ビンから直接振りかけることが可能となり、中身が無くなったら缶や袋からビンに詰め替えられるようになりました。中蓋の穴の直径は2.7mmで、3振りで0.15~0.2g出るように作られました。これは、すまし汁1杯分の量を目安にしており、このため調理場でも食卓でも簡単に使用できるようになり、「味の素」の使用範囲を拡大し、使用習慣を一変させる働きをしました。
2005年5月からはパンダの顔が描かれた「アジパンダ」瓶が発売されています。
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