皆既月食 [その他]
昨晩は、日本で3年ぶりの皆既月食でした。
コンデジでの撮影は↑が限界でした。
月食にまつわる言い伝えは数多く伝えられています。
古代中国では、月食は、「天狗:tiangu」が月を食べて吐き出している現象と考えられていました。
「天狗」は、「天の狗(いぬ)」の意で、もともとは凶事を知らせる流星を意味していました。流星を、天を駆け抜ける犬の姿に見立て、天に犬がいると説明し、「天狗」という妖怪が生まれたとされています。
中国の奇書『山海経』には、「獣あり。その状狸(山猫)の如く、白い首、名は天狗、その声は榴榴の様。凶をふせぐによろし」と記されています。
日本における「天狗」の初出は、『日本書紀』舒明天皇9年2月(637年)、都の空を巨大な星が雷のような轟音を立てて東から西へ流れた。人々はその音の正体について「流星の音だ」「地雷だ」などといった。そのとき唐から帰国した学僧の旻が言った。「流星ではない。これは天狗である。天狗の吠える声が雷に似ているだけだ」と記されています。
今日、一般的に伝えられる、鼻が高く赤ら顔、山伏の装束に身を包み、一本歯の高下駄を履き、葉団扇を持って自在に空を飛び悪巧みをするといった姿は、中世以降に解釈されるようになったものと考えられています。
コンデジでの撮影は↑が限界でした。
月食にまつわる言い伝えは数多く伝えられています。
古代中国では、月食は、「天狗:tiangu」が月を食べて吐き出している現象と考えられていました。
「天狗」は、「天の狗(いぬ)」の意で、もともとは凶事を知らせる流星を意味していました。流星を、天を駆け抜ける犬の姿に見立て、天に犬がいると説明し、「天狗」という妖怪が生まれたとされています。
中国の奇書『山海経』には、「獣あり。その状狸(山猫)の如く、白い首、名は天狗、その声は榴榴の様。凶をふせぐによろし」と記されています。
日本における「天狗」の初出は、『日本書紀』舒明天皇9年2月(637年)、都の空を巨大な星が雷のような轟音を立てて東から西へ流れた。人々はその音の正体について「流星の音だ」「地雷だ」などといった。そのとき唐から帰国した学僧の旻が言った。「流星ではない。これは天狗である。天狗の吠える声が雷に似ているだけだ」と記されています。
今日、一般的に伝えられる、鼻が高く赤ら顔、山伏の装束に身を包み、一本歯の高下駄を履き、葉団扇を持って自在に空を飛び悪巧みをするといった姿は、中世以降に解釈されるようになったものと考えられています。
2014-10-09 09:34
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