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鉄地銀象嵌鞘尻金具(てつじぎんぞうがんさやじりかなぐ) [古墳時代]

市内箕輪地区に所在する円山古墳群第2号墳の石室内より出土した鞘尻金具(大刀の鞘の先端に付く金具)を紹介します。全長3.8cm×長径6.2cm×短径2.4cmを測り、楕円形のキャップのような形状をしています。
この古墳は、出土遺物より6世紀後葉につくられたと判断されています。
IMGP9078.jpg
発掘調査が行われたのは1975年で、報告書(3.8MB)が1998年に刊行されていますが、2003年にX線写真を撮影したところ鱗状の象嵌が施されていることが確認されました。そのX線写真が↓です。
maruyamazougan2.jpg
今年度、保存処理と象嵌の研ぎ出しを委託して行いますので、処理作業が終了しましたら改めて紹介します。

また昨日、本ブログの総閲覧者数が320,000人を超えました。今後ともよろしくお願いします。
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