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在家遺跡整理調査 [整理作業]

 4月24日に埼玉県埋蔵文化財調査事業団にご協力いただいて、在家遺跡(スマートタウン事業地内)から出土した土器の墨書の有無を、赤外線装置を使用して調査しました。
 赤外線を照射して、特殊なカメラで写し、モニターへ出力すると、肉眼で確認できなくても、僅かに残る墨に赤外線が反応して見られる場合があります。実感としては土師器に適した調査法と思われました。須恵器は目視できても写らないケースがあり、水に浸けて見る方法が良いようです。

ibutsu1.jpg
お借りした赤外線ビジコンカメラ一式

 下の写真は「仲」と書かれた土師器です。テープで囲ったところに文字があります。実物はぼんやりとしてますが、赤外線では鮮明に写し出されています。

ibutsu2.jpg
実物

ibutsu3.jpg
赤外線の画像

 BUNKAZAI情報14号より墨書土器について簡単なコラムを連載いたしますので、興味のある方はご覧ください。




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