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細型管玉 [弥生時代]

昨年調査を行なった、前中西遺跡の整理調査を進めています。
弥生時代の礫床木棺墓4基が検出され、その中の2基から管玉161点が出土しています。
管玉は、長さ5mm~20mm程の大きさで、カメラで写真を撮影するにはちょっと小さいので、スキャナーで読み取り、Illustrator上で並べてみました。
rekishoubo1.jpg
rekishoubo2.jpg
青緑色の管玉は緑色凝灰岩で、赤褐色の管玉は赤玉石です。
第1号礫床木棺墓からは、緑色凝灰岩製32点、赤玉石製12点、第3号礫床木棺墓からは、緑色凝灰岩製76点、赤玉石製41点が出土しています。↓は、101点の管玉が出土した長野県中野市柳沢遺跡第1号礫床木棺墓との石質構成比グラフです。赤玉石の構成比が高いことが、前中西遺跡の特徴です。
kudatamasekisitu.jpg
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