きかは便郵15 [きかは便郵]
昔の絵葉書紹介。今回も「合名会社林組熊谷支店 再繰部」です。
工場内で、和服姿の男性・女性が写っており、揚返機で生糸を巻き取った大枠が台の上に置かれています。
写真の下には、、「合名会社林組熊谷支店 再繰部 其1 小坂精華堂印刷」と印刷されています。
前回同様、養蚕業が盛んであった頃の、熊谷市内に存在した製糸工場内部の様子がわかる貴重な写真です。
ちなみに「合名会社」とは、無限責任を負う社員のみから構成される会社形態のことで、創業の古い、地方の中小企業がしばしばこの会社形態をとり、業種的には酒・醤油・味噌の醸造会社などに多く見られます。
この葉書の製作年代ですが、
1.宛名面上部の「きかは便郵」は、昭和8年(1933)2月15日以前の書き方
2.林組熊谷支店は、明治33年(1900)開業
3.宛名面通信文記載範囲が1/2は、大正7年(1918)3月1日以降
以上のことから、この絵葉書は、大正7年(1918)~昭和8年(1933)の間に製作されたものと推測されます。
工場内で、和服姿の男性・女性が写っており、揚返機で生糸を巻き取った大枠が台の上に置かれています。
写真の下には、、「合名会社林組熊谷支店 再繰部 其1 小坂精華堂印刷」と印刷されています。
前回同様、養蚕業が盛んであった頃の、熊谷市内に存在した製糸工場内部の様子がわかる貴重な写真です。
ちなみに「合名会社」とは、無限責任を負う社員のみから構成される会社形態のことで、創業の古い、地方の中小企業がしばしばこの会社形態をとり、業種的には酒・醤油・味噌の醸造会社などに多く見られます。
この葉書の製作年代ですが、
1.宛名面上部の「きかは便郵」は、昭和8年(1933)2月15日以前の書き方
2.林組熊谷支店は、明治33年(1900)開業
3.宛名面通信文記載範囲が1/2は、大正7年(1918)3月1日以降
以上のことから、この絵葉書は、大正7年(1918)~昭和8年(1933)の間に製作されたものと推測されます。
2014-01-07 10:22
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0