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称名寺式土器展開写真2 [縄文時代]

萩山遺跡出土の、縄文時代後期称名寺式土器の展開写真2回目。
今回も、回転台の上に乗せ、16分割して回転させて写真を撮影し、中心部を切り抜いて合成しました。
口縁部に大きな突起と小突起が付き、そこから胴部に連鎖状の隆帯を垂下させて、胴部を縦位に2分割しています。文様は、2本沈線間に列点文を充填させて、J字状のモチーフを4単位描いています。胴部下半が欠損していますが、器形的には再度膨らみ、胴部上半部に対応するような文様が描かれていたと推測されます。
時期的には、沈線+列点で文様を描出していること、文様モチーフに崩れが認められないことから、4段階に分けて3段階目に比定されると思われます。
shoumyouji2.jpg
ちなみに、称名寺式土器は、深鉢形を基本として、他の浅鉢・注口等の形式が極端に少ない土器様式です。
また一昨日、本ブログの総閲覧者数が250,000人を超えました。今後ともよろしくお願いします。
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