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諏訪木遺跡出土瓶4 [瓶]

諏訪木遺跡出土瓶の紹介4回目。今回は、薬瓶です。
口径2.2cm、底部長径3.6cm、器高7.7cmを測ります。
IMGP8087.jpg
胴部側面に「K.H.L.」、底部に「1 Y」とエンボスされています。この「K.H.L.」は、ビオフェルミン製薬の旧社名(株式会社神戸衛生実験所:Koube Health Laboratory)を示しているものと思われます。
IMGP8090.jpg
ビオフェルミン製薬は、兵庫県神戸市に本社を置く大正6年(1917)創業の製薬メーカーで、昭和24年(1949)に現在の社名に変更されています。創業当初から一貫して、乳酸菌整腸薬「ビオフェルミン」を中心に製造している会社です。「ビオフェルミン」の販売は、武田薬品工業に委託しており、武田グループの販売、製造会社の一社でしたが、2008年3月より大正製薬傘下となっています。
この瓶は、ビオフェルミン製薬株式会社に社名変更したのが1949年であることから、1949年以前に作られたものと推測されます。

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