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前中西遺跡発掘調査3-8 [発掘調査]

本日、重機により調査区の埋戻しを実施し、調査を終了しました。
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今回の調査は、2度の台風の影響を受け、水に悩まされました。検出された遺構は、古墳時代のピットと溝で、該期の集落の一部を確認することが出来ました。
↓は、水没したピットに落ちた閻魔蟋蟀(エンマコオロギ)です。
エンマコオロギは、本土に生息するコオロギ最大種です。童謡『虫の声』の2番は当初、「きりきりきりきり きりぎりす。がちやがちやがちやがちや くつわ蟲。」でしたが、1932年の『新訂尋常小学唱歌』では「きりぎりす」が「こほろぎや」に改められています。これは歌詞にある「きりぎりす」がコオロギを指す古語であり、「きりきり」という歌詞がコオロギの鳴き声を表現したものであり、虫の名と鳴き声とを整合させるための措置でした。
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