堀之内式土器 [縄文時代]
本年度整理作業を進めている、王子西遺跡第1次調査。
包含層から縄文時代後期堀之内2式土器が4点程出土しています。
王子西遺跡は、市内弥藤吾地内の妻沼低地に位置する遺跡で、妻沼地域では縄文時代の遺物の出土が非常に少ないのが特徴です。
↓は、幅7cm程の破片で、沈線により三角文を描出し、細かい縄文を充填しています。5㎜幅に5条の縄目が確認できるので、撚った縄は1㎜以下の非常に細い縄ということになります。
縄文施文箇所を接写したものが↓です。
ちなみに、堀之内式土器の作られた年代ですが、C14年代測定のデータによると、BP3,570年±40年という年代が、東京都多摩ニュータウンNo,243遺跡出土の堀之内1式土器から得られています。
包含層から縄文時代後期堀之内2式土器が4点程出土しています。
王子西遺跡は、市内弥藤吾地内の妻沼低地に位置する遺跡で、妻沼地域では縄文時代の遺物の出土が非常に少ないのが特徴です。
↓は、幅7cm程の破片で、沈線により三角文を描出し、細かい縄文を充填しています。5㎜幅に5条の縄目が確認できるので、撚った縄は1㎜以下の非常に細い縄ということになります。
縄文施文箇所を接写したものが↓です。
ちなみに、堀之内式土器の作られた年代ですが、C14年代測定のデータによると、BP3,570年±40年という年代が、東京都多摩ニュータウンNo,243遺跡出土の堀之内1式土器から得られています。
2012-12-14 11:32
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