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報告書「前中西Ⅵ」 [弥生時代]

「前中西遺跡Ⅵ」の報告書が刊行となりました。

市内上之区画整理事業に伴い、平成19年12月1日より平成20年3月14日まで発掘調査を行ったもので、今回が6次の報告書となります。
主な検出遺構は、弥生時代中期住居跡1軒、弥生時代後期住居跡3軒・溝跡3条、弥生時代中期末~後期初頭の方形周溝墓1基、古墳時代前期方形周溝墓3基、古墳時代後期住居跡6軒です。
注目される遺物として、弥生時代中期後半の溝より出土した2点の土偶(下写真右)があります。弥生時代の土偶で中期後半に属する本例は、国内的にみても最終段階に属するものと思われます。
PDF版を、近々『熊谷市の文化財』「PDF文庫」に公開する予定です。

前中西Ⅵ-1.jpg

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