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池上遺跡発掘調査について(道の駅整備事業) その1 [発掘調査]

 長らく、お知らせできなかった発掘調査の内容について今回は掲載します。
先月から熊谷市東部の池上地区に予定している道の駅整備地内で発掘調査を開始しました。
今回の調査地点は過去に国道17号バイパスをを調査した小敷田遺跡の3区の東にあたります。
先週から本格的な調査が始まったので、まだ全容は明らかではありませんが、現在までに土坑数十基、溝跡数条、環濠かと思われるもの、掘立柱建物になるであろうピット多数が検出されています。
 出土遺物は弥生時代中期の甕、壺片で、これまでにそれ以外の時期のものは検出しておりません。
 今回は、掘立柱建物を探す目的で、ドローンによる遺構確認を実施しました。全体の模式図作成としても活用できるため、大規模現場には非常に役に立つツールではないでしょうか。

HIRO1550.jpg
作業風景

HIRO1555.jpg
土坑 遺物検出状況

DJI_0006.jpg
ドローン撮影写真
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