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源宗寺の清掃 [仏像]

 8月2日(日)、早朝より熊谷市平戸の源宗寺で、護寺会の皆さんによる清掃活動が行われました。毎年、お盆前に各自、お墓の清掃と護寺会役員による源宗寺本堂の清掃が行われます。
 本堂内部に鎮座する約4メートルに及ぶ薬師如来と観音菩薩の2体の木彫大仏坐像(通称「平戸の大仏」)も、毎年、ほこりを払い、台座や膝の上、大きな手など人の手が届く範囲は、水を固く絞った雑巾で磨かれます。
 今年度中には、老朽化した本堂の解体を開始し、新たな本堂が建設される予定です。現存する本堂で清掃をするのも、これが最後の機会となります。護寺会の皆さん一人一人が心を込めて清掃を行っていました。
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 午後からは、「平戸の大仏一般公開」を行い、多くの方が参拝にいらっしゃいました。唐破風向拝正面の蟇股彫刻の文字についてお話をされている方もおり、当ブログをチェックしていただき、大変うれしく思います。
 また、源宗寺の御札事業にご協力いただいている立正大学の学生さんもお見えになり、初めて見る2体の大きな木彫大仏坐像に驚いていました。
 
 来週8月15日は、午前11時より源宗寺本堂にて施餓鬼を行った後、午前12時より東竹院の岸ご住職様により、コロナ禍の早期の収束と市民の皆様の健康を祈願して法要が行われます。350年続いた今の源宗寺本堂での最後の法要になります。祈願した御札をご寄付をいただいた皆様に配布する予定だそうです。
 第3日曜日16日の一般公開は、お盆のためお休みとなり、次回の「平戸の大仏一般公開」は、9月6日(日)を予定しております。
 今後の一般公開の詳細につきましては、源宗寺本堂保存修理委員会のHPでも随時更新していく予定ですので、併せてチェックしていただければと思います。


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