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藤井家の水車 [その他]

 現在、本堂の保存修理事業が進められている市内平戸に所在する源宗寺。堂内には、約4メートルに及ぶ薬師如来と観音菩薩の二体の仏像が安置され、古くから「平戸の大仏」と呼ばれ、地域の人々に親しまれてきました。この二体の仏像は、木彫大仏坐像という名称で熊谷市の指定有形文化財となっています。
 現在も寺院を管理する藤井家の祖、藤井雅楽之助は近世初期に肥前国松浦郡平戸郷(現在の長崎県平戸市)からやってきたという言い伝えがあり、源宗寺は雅楽之助が開基したとされています。
 藤井家所蔵の文書には、藤井家は江戸時代後期から水車の経営をはじめ、昭和30年(1955)頃までは、製麺所を経営していたという記録があります。水車は、昭和7年(1932)に壊されましたが、藤井家には現在もその水車の一部が残されています。
 写真は、藤井家に残る水車の歯車と堰の鍵です。鍵には、「平戸大堰鍵」と書かれた札がつけられています。
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