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熊谷市指定無形民俗文化財「上川原神道香取流棒術」【疾病除け神事(四方固め)】 [民俗]


上川原神道香取流棒術「疾病除け神事【四方固め】」動画

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令和2年4月12日(日)午前11時~正午において熊谷市小島地区上川原で伝承されている熊谷市指定無形民俗文化財「上川原神道香取流棒術」が行われました。当初は春の祭典として地域祭礼として盛大に執り行われますが本年は新型コロナウイルスの対策として春の祭典は中止となり、その代替として、地域各所で疾病除けを祈願しての神事として「四方固め」の棒術披露が、上川原集会所及び地域の東西南北に位置する街頭で開催されました。なお、疾病除けとしての特別奉納の執行は記録上確認できず、明治時代以降初めての開催と推定されます。当日はその様子を映像収録し、動画共有サイトのYouTubeの江南文化財センターページにおいて公開配信を始めました。どうぞご覧ください。


上川原神道香取流棒術の概要
江戸時代初期に当地に受け継がれた棒術で、型には表十二手と裏十二手の計二十四手があります。一般に公開されているのは、表十二手のみであり、裏の十二手が基本的に非公開です。保存会では、毎年春と夏の大祭にあわせ、上川原自治会集会所において棒術が披露されています。演技では、攻める側の「遣い(つかい)」と請ける側の「請け(うけ)」との二人が組み、三尺のカシの木刀を持ち、紺色の刺子(さしこ)と袴(はかま)を身に着け、勇壮な姿での剣術披露が行われます。



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