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前中西遺跡1、諏訪木遺跡3-7 [発掘調査]

 現在、市内上之地区で、発掘調査を2か所実施しています。
 前中西遺跡の調査は、上之土地区画整理地内では今年度2か所目の調査で、もう終盤を迎えています。調査では、古墳時代の前期・後期、平安時代、江戸時代と幅広い時代の遺構が発見されています。写真は、古墳時代後期の竪穴住居跡の下から発見された古墳時代前期のものと思われる溝跡を掘削しているところです。
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 一方、諏訪木遺跡の調査は、先程の区画整理地内へと抜ける道路建設用地の調査をしていますが、古墳時代前期の規模の大きな方形周溝墓、弥生時代の竪穴住居跡、現在も調査区のすぐ側を流れる衣川の旧河道などが発見されています。写真は、方形周溝墓の周溝を掘削している様子です。ここから、土師器壺・高坏・器台などたくさんの土器が出土しています。弥生時代の住居跡は、この周溝に壊される形で発見されています。
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左奥が、弥生時代の竪穴住居跡

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