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熊谷空襲の語りべの会と星川とうろう流し [普及事業]

 終戦直前の昭和20年8月14日深夜から15日未明にかけて起きた悲劇。熊谷空襲により奪われた尊い命。毎年8月16日に戦災慰霊の祈りを込めて、多くの人が命を落とした星川でとうろう流しが開催されています。本年はとうろう流しを前に、熊谷青年会議所の主催により、星川の源流であった星溪園で熊谷空襲の語りべの会が開かれました。

 会には石山美江子さん(84)、飯田ヒサさん(89)、青木ユリ子さん(81)、清水昭治さん(77)が参加し、熊谷空襲の体験談や平和への思いを語らいました。石山さんからは実体験に基づき空襲後の人々の生活がいかに大変だったか、飯田さんからは身近な被害から向き合った空襲の悲劇について発言がありました。
 青木さんは戦後が遠ざかり空襲を次世代へと語り継ぐ必要性を話しました。清水さんは「戦争は人々や家族を容易に傷つける。将来に渡って戦争を否定し平和を愛する国であって欲しい」と語りました。多くの小中学生も参加し、星溪園で平和に考える貴重な時間となりました。会の後のとうろう流しでは、小雨降り続く中、平和の祈りを込めて多くのとうろうが水面に放されました。


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北村西望「戦災者慰霊の女神像」

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毎年7月16日に星川で開催されている「とうろう流し」。本年は小雨降り続く中での開催となった。

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熊谷空襲の語り部の会。参加者が熊谷空襲の体験談などについて語った。





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