SSブログ

カミナリとアート 光/電気/神さま (群馬県立館林美術館 企画展示) [普及事業]

kaminari_w600.jpg


 上州と北武蔵には雷が轟く。このような言葉を耳にすることがありますが、熊谷を含めた埼玉県北部や、赤城山山麓から東毛へ至る群馬県の広い地域は夏の雷が多いことで知られています。夏の熊谷はかつて国内最高気温を観測したことからも高い気温の地域として有名ですが、昨今では群馬県の舘林も同じく高温を観測するなど、利根川をはさんだ両地域が比較されることも増えています。夏の暑さと夕暮れ時の雷という気象の特色を併せ持った両地域は、赤城山から吹きつける冬の空っ風とともに、「雷文化圏」を構成していると表現してもよいのかも知れません。こうした中、群馬県立館林美術館では「雷」をテーマにした美術作品の展覧会が開催されています。

 展示内容は、第一章では稲妻など雷による現象をあらわした絵画や雷を撮影した写真、第二章では雷神像をはじめとする信仰から生まれた作品や雷を擬人化した作品、そして第三章では雷にともなう現象から連想して、音、光、電気などを表現した現代美術作品などによって構成されています。
 「雷」というテーマから、日本画、洋画、彫刻、工芸、写真、映像、インスタレーションなど、幅広い美術作品を鑑賞できる機会となっています。ラウル・デュフィや河鍋暁斎、狩野派の系譜にあり埼玉ともつながりが深い橋本雅邦などの作品が展示されています。


企画展示
カミナリとアート 光/電気/神さま
2017年7月15日(土)~9月3日(日)
観覧料:一般610(480円)、大高生300(240円)
休館日 毎週月曜日

会場:群馬県館林市日向町2003 
tel.0276-72-8188 fax.0276-72-8338 


展覧会ホームページ
http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/exnow.html







nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。