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諏訪木遺跡発掘調査 3-5 [発掘調査]

上之地内で行っている発掘調査の続報です。
梅雨の時期も過ぎ、夏本番の様相の頃となって参りましたが、夕立の影響で現場は常に水浸しになり、毎日が水かきから始めるのが日課になりつつあります。

それでも調査は順調に進んでおり、各遺構の掘り下げが進んでおります。
この調査箇所のメインとなる遺構は近くを流れる衣川の旧支流と考えられる河川跡で、その河川跡から水を引き込むために掘られた溝跡が確認できます。
それらの接続部分では木堰を設けた跡が確認できます。
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各遺構の時期については弥生時代中期から近世に至るまでの遺物が確認されていますが、主体的には弥生時代中期から古墳時代前期と考えられます。
 
 また、7月31日と8月3日には、社会貢献活動体験研修として市内の小中学校の先生方に発掘調査を体験していただき、この溝跡の掘り下げを行っていただきました。貴重な経験をすることができたということで、満足していただけたのではないでしょうか。
DSCF6216.jpg
7月31日作業風景(35℃の気温で暑かった)
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8月3日作業風景
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古墳前期と思われる壺が7割残存で検出

先生方、ありがとうございました。
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