SSブログ

「みかりや」の柚餅子 [近世]

IMG_0676a.jpg

熊谷市久下の中山道にあった茶屋「みかりや」、その名物として知られているのが「柚餅子」(ゆべし)です。一般的に知られる甘い和菓子の「ゆべし」とは異なり、保存食としても作られている郷土食の一つです。中身をくりぬいた柚子に味噌や胡麻などを詰めて蒸し、2〜4ヶ月間かけて自然乾燥して作られます。国内の各地域に伝統的な製法による柚餅子が存在し、現在でも旅の土産などとして販売されています。「柚餅子」という言葉は、室町時代の書物にも示されており、長らく継承されている郷土の味です。「みかりや」の柚餅子は現在でも戸森家によって、その製法が受け継がれています。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

別府の昔と今中条古墳群発掘調査1-2 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。