中条古墳群発掘調査1 [発掘調査]
本日より、上中条地内の個人専用住宅建設予定地において、発掘調査が始まりました。
調査は、まず、住居跡などの遺構が確認される面まで掘削機で表土を除去することから始まります。
表土除去の結果、まだ明瞭な遺構は確認できていませんが、当時の地表面である地山において、色の違う土が堆積している箇所や炭化物が散っている箇所が見られることから、集落の跡が確認されているようです。
また、出土遺物を見ますと、古墳時代前期の土師器S字口縁台付甕や器台が見られ、この時期の遺構があることが予想されます。
明日からは、丁寧に地面を削り、遺構の検出が始まります。
今後の調査進展に期待が膨らみますね。
表土除去作業風景
土師器S字口縁台付甕
土師器器台
2017-04-17 17:43
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0