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駅弁掛紙6 [その他]

昭和初年に熊谷駅で売られていた駅弁の掛紙の紹介6回目、今回も清水屋の「上等 御辨當」です。
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左上に長瀞の石畳風景、右下に荒川の熊谷桜土手の風景のイラストが描かれています。左下には「金参拾銭」「熊谷駅 清水」、右欄外には「御注意 空き箱を窓から投げないで腰かけの下にお置き下さい!」、左欄外に「販売品と従業員の営業振りに付き御心付きの点は鉄道係員へ御申告願ひます」と印字されています。右上の丸内には「調製 13.6.26 午前8時」とスタンプが押されていることから、昭和13年6月26日に販売されたものと判断されます。

清水屋:店主清水藤左衛門(1880-1952)。藤左衛門は、旧制熊谷中学第一回生で、昭和8年熊谷市政施行後議員に当選し、第一回市議会議長、熊谷市第一土地区画整理組合長に就任し市政に貢献。東京諸新聞販売、埼玉無尽株式会社を興す。明治16年熊谷駅開業に際し、熊谷駅前に客待ちの茶店を出し、駅売り弁当や熊谷五家宝の駅売りを初めて行った。
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