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箱田石橋供養塔 [近世]

市内箱田地内の成田用水支線脇に設置されている石橋供養塔を紹介します。
RIMG3592.jpg
この供養塔は、斉藤蔵之助利勝(1844-1900)が、私財を投じて成田用水及びその支線の土橋33か所を石橋に架け替え、その功績により、明治14年埼玉県より銀杯2個を賜った事を記念して建てられてものです。
碑文正面には「共有石橋三十有所供養塔」、側面には「明治一四年第六月架設大願成就 埼玉県庁許可賜賞銀杯二個 濫觴結議 十六年第九月建之 寄附主箱田村住斉藤蔵之助利勝 斉藤孝戔昌勝 戸長斉藤太郎兵衛 筆生岩田善之丞 世話人巌田若助 金子善吉 斉藤周一郎 孝戔孫仁子拝書」と刻まれています。
RIMG3595.jpg斉藤蔵之助の名前が刻まれている。

斉藤蔵之助利勝(さいとうくらのすけとしかつ)弘化元年(1844)-明治33年(1900)。石坂兼松が市内箱田の斉藤家に入婿し、二代目蔵之助を襲名。公益の念厚く、地内の悪路、橋梁の破損多く交通の不便を憂い、多額の私財を投じて成田用水及びその支線の土橋33か所を石橋に架け替えた。その功績により明治14年埼玉県より銀杯2個を賜っている。
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