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宮下遺跡発掘調査16 [発掘調査]

千代地内で行われている宮下遺跡の発掘調査の紹介16回目です。
ここのところの天候不順で、調査区内西側の埋没谷は湧水により池のような状態になっています。
RIMG2701.jpg
調査は、水の影響のない地点の調査を進めています。
羽口の出土していた平安時代の竪穴建物跡の床面付近から、赤く被熱した鍛冶炉の底部の使用面が確認されています。この鍛冶
炉の脇には、ピットが確認されており、底部から鉄滓が出土しています。廃棄時期が炉跡と同時期であると判断されます。
RIMG2705.jpg
↓がその近接です。でこぼに窪む地面が、被熱により赤化しています。炉壁は取り壊されており、鍛冶炉の燃焼面と推測される痕跡のみの確認です。
RIMG2706.jpg

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