西別府廃寺発掘調査3 [発掘調査]
市内西別府地内で行っている西別府廃寺の発掘調査は、昨日無事終了しました。
平安時代の瓦が多量に出土した不整形の大形の掘り込みは、ようやく掘りあがり、最後の平面図実測を行っています。
また、調査区の南東隅からは、東西方位に大型の掘立柱が3基並んで確認されています。↓はそのうちの西側の2基で、柱間は約2.2mです。この東側(写真手前側)にやや間隔をあけてもう1基の柱穴が確認されています。さらに東側は残念ながら攪乱により確認することはできませんでした。大型の掘立柱建物跡が存在したことが確認され、古代寺院の基壇建物跡の正面南側に位置することから、同時期のものとすれば、位置的には門の可能性があります。柱の並びから、三間一戸八脚門の控柱の可能性が推測されます。
平安時代の瓦が多量に出土した不整形の大形の掘り込みは、ようやく掘りあがり、最後の平面図実測を行っています。
また、調査区の南東隅からは、東西方位に大型の掘立柱が3基並んで確認されています。↓はそのうちの西側の2基で、柱間は約2.2mです。この東側(写真手前側)にやや間隔をあけてもう1基の柱穴が確認されています。さらに東側は残念ながら攪乱により確認することはできませんでした。大型の掘立柱建物跡が存在したことが確認され、古代寺院の基壇建物跡の正面南側に位置することから、同時期のものとすれば、位置的には門の可能性があります。柱の並びから、三間一戸八脚門の控柱の可能性が推測されます。
2016-09-08 08:45
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