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『学習画報』 [はにわ関連グッズ]

世界文化社から発売された、昭和38年11月号の『学習画報』を紹介します。
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右側に熊谷市野原出土の「踊る埴輪」、左側に熊谷市中条出土の「馬形埴輪」、中央で背を向けている埴輪は群馬県伊勢崎市出土の「農夫埴輪」かと思われます。定価180円です。
昭和38年に、これらの埴輪の模造品がつくられ、雑誌の表紙を飾るほど知名度があったとはちょっと驚きです。
表紙の説明には「空一面が、まっかな夕やけでした。だれもいない。広い広い野原のまん中に、ぽつんと人かげが見えます。よーく見ると、三人ーいや四つかな。ハニワと馬が、何かを囲むように立っています。きょうの仕事の報告でしょうか。あしたの畑仕事のそうだんでしょうか。それとも、大しっぱいのおこごとでもいわれているのでしょうか。夕日に背を向けたハニワの顔がまっかなのは、かれ草を集めたたき火が、あかあかと燃えているからでしょう。たき火の中では、クリやサツマイモが、おいしく焼けているにちがいありません」と記されています。

『学習画報』は昭和34年5月20日に創刊され、書店での販売は行われず本社・支社へ電話・はがきでの申し込みにより購入することができました。創刊号から11号までの表紙は、藤城清治氏(1924-)が描いています。


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