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来て!見て!知って!文化財 [お知らせ]

7月号の広報では、「埼玉県の魚」ムサシトミヨを紹介しています。
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ムサシトミヨは、世界で熊谷の元荒川上流域だけに生き残ったトゲウオ目トゲウオ科トミヨ属の淡水魚で、成魚の体長は約5cmです。平成3年、この源流部の約400メートルが「元荒川ムサシトミヨ生息地」として県の天然記念物に指定されました。ムサシトミヨは環境省レッドリストでは絶滅危惧IA類(CR)に指定され、絶滅が危惧されている種別です。15℃前後の清涼な湧水と、水草が適度に繁茂した環境が必須であると考えられています。一年魚で、成魚となった雄が水草等で直径3cm程の球形の巣を造り、子育てをするという珍しい特徴を有しています。
musasitomiyo.jpg
現在、天然記念物となっている区間は、行政と熊谷市ムサシトミヨをまもる会など地域の住民が協力しながら、環境保全が行われています。平成25年12月にはムサシトミヨをまもる会の活動が公益社団法人日本ユネスコ協会連盟から評価され、プロジェクト未来遺産運動に登録されました。
市のホームページからは、PDF版・電子版がダウンロードできますので、こちらからご覧ください。

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