重要文化財指定 [お知らせ]
本日、国の文化審議会から文部科学大臣に答申がなされ、熊谷市上中条の常光院所有の絵画「絹本著色阿弥陀聖衆来迎図:けんぽんちゃくしょくあみだしょうじゅうらいごうず」が、国の重要文化財に指定されることになりました。
この絵画は、鎌倉幕府の御家人中条氏の館跡に建つ天台宗の古刹常光院に伝来するもので、寺伝によると「恵心僧都真筆浄土来迎曼荼羅」と称する仏教画で、常光院開基の年代、作風及び構図から鎌倉時代後期の作品と推測されます。
浄土図と来迎図を組み合わせた特殊な構成を示す作品で、鎌倉時代後期の浄土絵画として貴重なものと評価され指定になりました。
画面中央に大きく阿弥陀三尊とそれに従う地蔵・龍樹の二比丘形と、以下二十五菩薩が正面向きに乗雲来迎する様子が描かれ、背景には極楽浄土の宝桜閣を描いています。
画面下方の4人の人物は後世の補筆と認められますが、寺伝によると、下段の2人を常光院開基中条家長(1236没)の祖父常光夫妻、上段の女人を養母近衛局とされています。
熊谷市に所在する国指定重要文化財は、その他に「歓喜院聖天堂」(建造物・国宝)、「貴惣門」(建造物)、「平山家住宅」(建造物)、「錫杖」(工芸品・歓喜院本尊)、「瓦塔ほか」(考古資料・県埋蔵文化財事業団所有)があります。
また、下記の通り、テレビ放映情報をお知らせします。ぜひご覧ください。
【番 組 名】テレ玉
イブニングNEWS・NEWS930
【日 時】 2月27日(水)
イブニングNEWS 午後5時45分~
NEWS930 午後9時30分~
【内 容】 常光院(上中条)が所有する文化財に係る文化審議会からの答申について
この絵画は、鎌倉幕府の御家人中条氏の館跡に建つ天台宗の古刹常光院に伝来するもので、寺伝によると「恵心僧都真筆浄土来迎曼荼羅」と称する仏教画で、常光院開基の年代、作風及び構図から鎌倉時代後期の作品と推測されます。
浄土図と来迎図を組み合わせた特殊な構成を示す作品で、鎌倉時代後期の浄土絵画として貴重なものと評価され指定になりました。
画面中央に大きく阿弥陀三尊とそれに従う地蔵・龍樹の二比丘形と、以下二十五菩薩が正面向きに乗雲来迎する様子が描かれ、背景には極楽浄土の宝桜閣を描いています。
画面下方の4人の人物は後世の補筆と認められますが、寺伝によると、下段の2人を常光院開基中条家長(1236没)の祖父常光夫妻、上段の女人を養母近衛局とされています。
熊谷市に所在する国指定重要文化財は、その他に「歓喜院聖天堂」(建造物・国宝)、「貴惣門」(建造物)、「平山家住宅」(建造物)、「錫杖」(工芸品・歓喜院本尊)、「瓦塔ほか」(考古資料・県埋蔵文化財事業団所有)があります。
また、下記の通り、テレビ放映情報をお知らせします。ぜひご覧ください。
【番 組 名】テレ玉
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【日 時】 2月27日(水)
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【内 容】 常光院(上中条)が所有する文化財に係る文化審議会からの答申について
2013-02-27 17:02
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