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牛乳ビン [瓶]

現在調査中の、千代地内の試掘調査で出土した牛乳ビンを紹介します。
埼玉県熊谷市広瀬に所在する、埼北酪農業協同組合の埼北牛乳200mlビンです。
埼北酪農業協同組合では以前、「埼北りんご」「埼北青りんご」「埼北レモン」といった商品も扱っていましたが、現在ではビン製品としてはこの牛乳ビンのみの取り扱いとなっています。
IMGP3227.jpg
表面には、埼北とSHのロゴマーク、ウルトラプロセスと印字され、裏面には、女の子のキャラクター(Homo Baby)と「200ml」「牧場直詰」と電話番号が印字されています。
IMGP3224.jpg
ロゴマークのSHは「埼北」のイニシャルをとって図案化されたもので、「ウルトラプロセス」とは、昭和32年以降日本がヨーロッパから取り入れた、超高温殺菌技術によりつくられた保存牛乳のことです。 
このビンの製造時期は特定できませんでしたが、記載されている電話番号が、(21)と2桁となっていますので、(521)への変更年月日が1999年7月20日ですので、それ以前の時期と考えられます。


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